中国bilibili No.1日本人で、コンテンツプロデューサーの山下智博が、自身がパーソナリティを務めるポッドキャスト番組「山下智博のとにかく明るい中国」(ニッポン放送PODCAST STATIONほか)にて、「日中プロデューサー」になるための挑戦について語った。
中国のおもしろトピックや豆知識を紹介するポッドキャスト番組「山下智博のとにかく明るい中国」。9月3日配信回では、コンテンツプロデューサーとして中国で人気を得ている山下が、日本のバラエティに挑戦した経緯や実際にバラエティ番組出演した当時の状況を振り返った。
「僕が、日本のテレビ局のコンテンツの作り方を勉強したいと思ったときに、一番最初に何をしたかと言うと、制作の発注をしたんです。僕の履歴書を書いて、とある制作会社に履歴書を送ったんです。それで面接を受けまして、『今、中国関係の番組が始まろうとしているので、一緒にやるという前提でお話できますか?』と、ありがたいお返事をいただきました。
そして去年の10月から『ブイ子のバズっちゃいな!』(テレビ朝日系)という番組にレギュラー出演することになるんです。かつ、番組で使う動画を探したり、許可を取ったりなど、裏方の仕事もやっていました。僕みたいな無名な人間をいきなりレギュラーで使うという、テレビ朝日さんの冒険心にすごく感動しました。
実は僕、面接とか会議の様子を許可をもらって全部撮影してたんですよ。僕が日本の番組で頑張っているドキュメンタリー映像を、僕のbilibili動画のチャンネルで流していったんです。そして初回放送日に向けて期待を高めて、番組にファンができるようにしましょうと。
裏方の人たちの協力もあって、2020年10月に初回放送では良いスタートが切れたんです。
番組が始まって半年後の同時間帯で競い合う視聴者投票にも中国の方が投票してくれて、番組の存続が決まりました。プラスして、放送時間も変わり、より多くの人に見ていただける番組になったんです。
今まで僕は中国の人だけに届けていたんですけど、日本の地上波でも流して、中国のネットでも流すっていうような形ができたんです。最近では、『bilibili動画をはじめとする中国の動画が、山下という者の手によって日本でポジティブに放送されてる』と中国メディアが発信してくれているんです。規模はまだまだ小さいかもしれないですけど、少しずつ成果がこの一年で見えてきました。これをきっかけに他のテレビ局でのお仕事や、他のコンテンツを作っていけたりできたらいいなぁと思います」
またこのほかにも、「中国で成功した日本のドラマ」や「日中合作コンテンツ」など、実際の作品名を取り上げつつ語った。
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番組情報
中国ビリビリNo1日本人、インフルエンサー、コンテンツプロデューサーの山下智博が、あなたの知らない中国のおもしろトピックやそんなにドヤれない豆知識を紹介していきます。
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