中国で“中古”が流行? Z世代がもたらした中国ファッション業界の意外な動きとは

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中国bilibili No.1日本人で、コンテンツプロデューサーの山下智博が、自身がパーソナリティを務めるポッドキャスト番組「山下智博のとにかく明るい中国」(ニッポン放送PODCAST STATIONほか)にて、「中国のZ世代」について語った。

中国のおもしろトピックや豆知識を紹介するポッドキャスト番組「山下智博のとにかく明るい中国」。8月13日配信回では、これから中国の中核を担ってゆくZ世代にフォーカスし、Z世代が他の世代に与えている影響やその背景など、中国生活経験のある山下ならではの興味深い話がたっぷりと解説された。

「中国の国産ブームについてお話していきたいと思っております。

ブームの背景にあるのは、外国ブランドからの脱却。"世界の工場”とも言われる中国は、生産技術はそもそもあったんです。足りなかったのは、ブランディング力なんです。“安かろう悪かろう”だった時代から、“値が張っても良いものが欲しい”に変わったということ。さらにコロナ禍が国産文化を推し進めるきっかけになったと言われています。

“漢服”っていう中国風の着物は女性ファンが多いんです。今は服を買って終わりじゃないんですよ。漢服を着て旅行に行く、写真を撮る、友達とオフラインイベントで会う。ここまでまとめて“文化”なんですよね。中国の中でも古都(杭州、西安、蘇州など)に行って、漢服を着て写真を撮って、SNSに投稿するっていうのが今の中国のZ世代のトレンドですね」

※イメージ

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さらに、Z世代の漢服ブームをもとに、中国人の買い物に対するマインド変化について解説した。

「新卒の平均月収が6000元(日本円でおよそ10万円)と言われています。漢服を一式揃えようと思ったら、3~4万円かかってくるんですよ。安いものは数千円で買えたりするんですけど。でも、大金を払ってでも欲しい。もしくは、そこまでしないと差別化できないんです。愛情が高まるほど良いものが欲しくなりますし。そういう意味で最近意外な伸びをしているのが、中国の中古市場なんです。

今まで中国は、中古品を嫌っていたんですよ。『扱いが悪い』とか、『誰が使ったかわからない』っていうネガティブなイメージがあったからです。けど最近、高いものを買って、大事に扱うようになってきたんです。要らなくなったら高く売れるということが、色々なアプリが登場してきたことにより可視化されてきました。コスプレイヤーが一回着た服を出品したり、漢服好きが交換したりすることが当たり前になってきたんです。

この流れを作ったのは、日本のブランド中古品店。『ブランド品を買うなら、ここでいいんじゃない』っていう中国人が結構現れたんです。『日本だから本物に違いない』っていうことで、ブランド中古品店のお客さんは中国人が多いんですよね。

なので、あなたが買って売りに出したブランド品が、ぐるぐるまわって最終的に中国にいるかもしれません(笑)」

鋭い観察眼で中国人のモノに対するマインド変化のリアルを語った山下。

山下智博

山下智博

またこのほかにも、「中国の最新アプリ事情」や「Z世代注目ファッション」など中国のZ世代についての興味深い話題をわかりやすく紹介した。

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