「第3回 JAPAN PODCAST AWARDS」の開催が決定した。「JAPAN PODCAST AWARDS」は、2019年秋に立ち上がった、優良なPodcastコンテンツを発掘し応援する日本初の大規模アワードで、今回が第3回の開催となる。「今、絶対に聴くべきPodcast」「もっと世の中に知られるべきPodcast」を、日本の音声コンテンツプラットフォーマー各社協力のもと発掘し、新しいPodcastの可能性を見つけられるビビットな感性を持つ選考委員が選考していく。
“今、絶対に聴くべきPodcast見つけよう”「第3回 JAPAN PODCAST AWARDS」開催決定!
本年度よりJAPAN PODCAST AWARDS の名称が年数から回数に変更される。他のカテゴリーのアワード(日本アカデミー賞など)と名称を合わせることや、今後「JAPAN PODCAST AWARDS」が長く続いていく上で受賞したクリエイターや様々なパブリッシャーが受賞作品を紹介しやくすることが狙いとなっている。
前回2020年度は、選考対象1009作品の中から『味な副音声〜Voice of food〜』が、JAPAN PODCAST AWARDS 2020 「大賞」を受賞。また、リスナー投票により決定する「リスナーズ・チョイス」には総投票数16,929の中から『ジェーン・スーと堀井美香の「OVER THE SUN」』が「ベストパーソナリティ賞」とダブル受賞するなど、2019年度よりもさらにハイレベルな選考になった。
今年度から、より多くのPodcastを見つけるべく、部門賞「ベストコメディ賞」、「ベスト ウェルビーイング賞」を新設し、大賞を含め全8部門に拡大。本日22日より自薦エントリーと、リスナー投票の受付がアワードホームページでスタートした。12月にノミネート作品の発表を経て、2022年3月中旬に実施する授賞式にて、各賞の受賞作品が発表される。
また本年度、「第3回 JAPAN PODCAST AWARDS」にSpotifyとAmazon Musicの協賛が決定。SpotifyはSpotifyで配信されている番組の中から自薦・他薦投票の結果と2021年度の自社データをもとに独自で審査し、今後さらなる活躍が期待されるクリエイターに贈られる賞、「Spotify NEXT クリエイター賞」を今年も実施。Amazon Musicは今年から初めての協賛で、「Amazon Music presents ベストコメディ賞」と部門賞の冠協賛となり、このAWARDSをさらに盛り上げていく。
3年連続でテレビプロデューサー佐久間宣行、女優の美村里江のほか、豪華選考委員メンバー7名も決定。今後も追加で選考委員メンバーが発表される。
協賛社について
2021年度はSpotify、Amazon Musicの協賛が決定。優良なPodcastコンテンツを一緒に発掘し応援する。
Spotify NEXT クリエイター賞も今年で2年目となりました。Spotifyは多岐に渡るクリエイターサポートプログラムを展開しており、多くの才能を発見し、育成することに注力しています。今回受賞されたクリエイターの皆さんが音声という媒介を通して活躍の場を拡げ、さらに飛躍できるよう、今後も支援していきたいと思います。
この度はジャパンポッドキャストアワードに参加させていただくことになり、大変うれしく思っております。
今回のアワードの参加でクリエイターの皆様や業界関係者の皆様と関係性を構築し、また、このアワードを通じてまだまだ発展途上のこの業界を一緒に盛り上げる一助になれればと思っております
JAPAN PODCAST AWARDS 大賞・各賞について
2021年は部門賞を新設。大賞を含め、全8部門。各賞ノミネート5作品(※Spotify NEXT クリエイター賞を除く)
●大賞
2021年、JAPAN PODCAST AWARDSが選ぶ、最も優れた作品に贈呈される大賞。
●Spotify NEXT クリエイター賞
Spotifyで配信されている番組の中から、自薦・他薦を問わず広くエントリーを募集、2021年度の自社データをもとに、今後さらなる活躍が期待されるクリエイターに贈られる賞。Spotifyが独自で選考する。
●ベスト パーソナリティ賞
2021年、JAPAN PODCAST AWARDSが選ぶ、最も魅力的なパーソナリティに贈呈される部門賞。
●ベスト エンタメ賞
2021年、JAPAN PODCAST AWARDSが選ぶ、最もエンターテインメント性に優れたポッドキャストに贈呈される部門賞。(ドラマ・ノンフィクション・ホラー・ミュージックなど)
●Amazon Music presents ベスト コメディ賞
2021年、JAPAN PODCAST AWARDSが選ぶ、最もコメディ性に優れたポッドキャストに贈呈される部門賞。(コメディ・カルチャー・トークなど)
●ベスト ナレッジ賞
2021年、JAPAN PODCAST AWARDSが選ぶ、最も知的好奇心を刺激するポッドキャストに贈呈される部門賞。(学習・テック・ビジネス・ニュースなど)
●ベスト ウェルビーイング賞
2021年、JAPAN PODCAST AWARDSが選ぶ、最も多様性とポジティビティに優れたポッドキャストに贈呈される部門賞。(ライフスタイル・ソーシャル・カルチャー・フード・キッズなど)
●リスナーズ・チョイス
リスナーの皆様からの投票によって決定する部門賞。期間中に応募フォームから投票された票を集計し、上位10作品を発表。最も多い投票数を獲得した1作品に部門賞が贈呈される。
JAPAN PODCAST AWARDS 選考委員
既存エンタメ・メディアの先入観に囚われず、音声メディアの可能性や課題に関し、スマートかつビビットな視点で言及・選考ができる感性を持つ7名。(※50音順)
石井 玄(いしい・ひかる)
株式会社ニッポン放送 エンターテインメント開発部 プロデューサー
1986年、埼玉県生まれ。明治大学政治経済学部卒業後、東放学園専門学校を経て、2011年にサウンドマン(現・ミックスゾーン)入社し主に深夜ラジオ番組の制作を担当。2020年ニッポン放送入社。イベントやグッズなど、様々なエンタメ・コンテンツのプロデュースを担当している。2021年9月初のエッセイ「アフタートーク」を刊行。
奥森皐月(おくもり・さつき)
女優/モデル/タレント
2004年生まれ、東京都出身。タレント。お笑い好きを活かしカルチャー誌のサイトでコラム連載も執筆。
テレ朝動画logirlにて冠番組「奥森皐月の公私混同」好評配信中。NHK Eテレ「すイエんサー」、「にほんごであそぼ」出演中。
多彩な趣味の中でも特にお笑い好きで、毎月150本のネタを鑑賞、毎週30時間程度のラジオ番組を愛聴している。
佐久間 宣行(さくま・のぶゆき)
テレビプロデューサー
1999年テレビ東京に入社。『TVチャンピオン』などで経験を積みながら、入社3年目に異例の早さでプロデューサーとして抜擢される。
『ゴッドタン』のプロデュース・総合演出をつとめるほか、『ピラメキーノ』『キングちゃん』『ウレロ☆未確認少女』『有吉のバカだけどニュースはじめました』テレビ東京開局50周年記念企画『トーキョーライブ24時〜ジャニーズが生で悩み解決できるの!?』などのプロデュースを担当。
2019年4月から『オールナイトニッポン0(ZERO)』の水曜パーソナリティを担当。2021年3月にテレビ東京を退社後、フリーランスとして活躍。
竹中 直純(たけなか・なおずみ)
プログラマ/起業家
1968年福井県敦賀市生まれ。90年代前半のインターネット黎明期からさまざまなサービスを企画、設計、開発するプログラマ、起業家。現在は技術開発を本業とするディジティ・ミニミ社をベースに、OTOTOY、BCCKS、未来検索ブラジル社でいずれもプラットフォームサービスを運営しつつ各種開発も手掛ける。砂原良徳、國崎晋と共に音楽を楽しむ環境を見直すPodcast番組"Operation Sound Recovery"のホストも務める。
秀島 史香(ひでしま・ふみか)
DJ/ナレーター
1975年、神奈川県茅ヶ崎市出身。慶應義塾大学在学中にデビュー。ラジオDJ、映画、TV、CMのナレーション、朗読、プラネタリウムや美術館の音声ガイド、JAL機内放送など、声の表現があるところで活動中。現在FMヨコハマ「SHONAN by the Sea」、JFN系各局「Pleaseテルミー!マニアックさん、いらっしゃ~い!」、テレビ東京「二軒目どうする?〜ツマミのハナシ〜」などに出演中。
ニッポン放送『文豪ROCK!~眠らせない読み聴かせ 宮沢賢治編』で令和元年度文化庁芸術祭「放送個人賞」受賞。
著書に『いい空気を一瞬でつくる 誰とでも会話がはずむ42の法則』(朝日新聞出版)。
古田 大輔(ふるた・だいすけ)
ジャーナリスト/メディアコラボ代表
1977年福岡生まれ、早稲田大政経学部卒。2002年に朝日新聞に入社し、社会部、アジア総局員(バンコク)、シンガポール支局長などを経て、デジタル版の編集を担当。
2015年10月に退社し、アメリカ生まれのグローバルなインターネットメディア「BuzzFeed」の日本版創刊編集長に就任。ニュースからエンターテイメントまで、ソーシャルと動画で急成長し、3年で日本有数の規模のネットメディアに。調査報道やファクトチェック、LGBTの権利やジェンダー平等などの社会課題にも取り組む。
2019年6月に独立し、株式会社メディアコラボを設立して代表取締役に就任。ジャーナリスト/メディアコンサルタントとして活動している。
2020年9月、Google News Lab Teaching Fellowに就任。
美村 里江(みむら・りえ)
女優/エッセイスト
1984年、埼玉県深谷市出身。2003年にドラマ『ビギナー』で主演デビュー。ドラマ・映画・舞台・CMなど幅広く活躍。
近年の出演作は『大岡越前』『MIU404』『青天を衝け』映画『空に住む』など。また、読書家としても知られ、新聞や雑誌などでエッセイや書評の執筆活動も行い、複数のコラムを連載中。近著には初の歌集『たん・たんか・たん』(青土社)など。2018年3月に「ミムラ」から改名。
選考スケジュール
●大賞
●ベスト パーソナリティ賞
●ベスト エンタメ賞
●Amazon Music presents ベスト コメディ賞
●ベスト ナレッジ賞
●ベスト ウェルビーイング賞
2021年11月22日(月)~12月27日(月):自薦エントリー(※1)
2022年1月14日(金):ノミネート作品発表
2022年2月:選考委員による最終審査、集計期間
2022年3月17日(木):授賞式にて、受賞作品発表
※1:選考対象は自薦エントリーされていない作品も含む。選考はエントリー済か否かにかかわらず、実行委員会独自のデータベースをもとに同時進行で実施する。
●Spotify NEXT クリエイター賞
2022年3月17日(木):授賞式にて、受賞作品発表
※本賞は、Spotifyが自社データをもとに独自で選考
●リスナーズ・チョイス
2021年11月22日(月)~2022年1月14日(金):リスナー投票受付
2022年3月17日(木):授賞式にて、受賞作品発表
JAPAN PODCAST AWARDS 選考規定
●大賞
●ベスト パーソナリティ賞
●ベスト エンタメ賞
●Amazon Music presents ベスト コメディ賞
●ベスト ナレッジ賞
●ベスト ウェルビーイング賞
■選考方法
・一次選考:アワード実行委員による各部門入賞作品の選定
*2021年度に公開された本アワードの審査対象となる音声コンテンツ作品をリストアップ。公平な審査項目において採点し、ノミネート作品を選定。
*Podcast制作者向けにエントリー用フォームを設置。
・最終選考:選考委員による最終審査で、ノミネート作品の中から最も多くポイントを獲得した作品が各賞を受賞。
■最終選考 採点方法
8名の選考委員が、ノミネート作品から1~3位を選考。
1位:5ポイント、2位:3ポイント、3位:1ポイントとして集計し、合計ポイントが最も高い作品が大賞を受賞。
●Spotify NEXT クリエイター賞
■選考方法
Spotifyが自社データをもとに独自で選考。
●リスナーズ・チョイス
■選考方法
特設応募フォームを設置し、期間中の投票数を集計。上位10作品を発表。
選考期間:2021年11月22日(月)~2022年1月14日(金)23:59まで
選考対象となる音声コンテンツ
1)オリジナル(※1)の音声コンテンツであること
2)2021年(※2)の間に1回でも世に配信されていること
3)日本語圏に向けた音声コンテンツであること
以上、3つの条件から、多様で優良な音声コンテンツを幅広く募集。その後、選考していく。
※1:別媒体からの2次配信や、ラジオでオンエアされた音声の切り出し配信などは不可。PodcastやWEB配信が一次配信である音声コンテンツであることが条件。
※2:2021年1月1日~12月31日
選考基準
今、絶対に聴くべきPodcast、もっと世の中に知られるべきPodcastであり、そのPodcastを通じて、制作者が新しい視点を生み出しているかを基準に、各部門で最も優れた作品を選考する。
JAPAN PODCAST AWARDS 概要・運営組織
“今、絶対に聴くべきPodcast見つけよう”
「JAPAN PODCAST AWARDS」は、ファンを獲得し熱狂を生んでいながらも、世の中になかなか周知され辛い、本当に優良なオリジナル音声コンテンツを発掘することを目的に立ち上がった。音声コンテンツの新たな指標が1つできること。それにより、日本でさらに音声コンテンツが聴かれるようになること。それは必ず制作者のモチベーションアップ、そして日本の音声コンテンツの数とジャンルを広げることにつながると考えている。
■企画・運営:ニッポン放送
■制作:JAPAN PODCAST AWARDS実行委員会
■協賛:Spotify Amazon Music
■協力:Radiotalk SPOON GERA
■公式ホームページ :https://japanpodcastawards.com
■コピーライト:(C)JAPAN PODCAST AWARDS
■公式Twitter:@PodcastAwardsJP
■公式ハッシュタグ :#ポッドキャストアワード