ショウアップナイター エピソード55
<エピソード34~メジャー挑戦のきっかけとなったパンチョ伊東の言葉~>
~今年2021年、放送開始から「55周年」のシーズンを迎えたニッポン放送「ショウアップナイター」。これを記念し、中継だけでは届けきれない取材情報や解説陣の“ここだけの話”など、「55」のエピソードを紹介していく連載企画~
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ショウアップナイター解説者の佐々木主浩が、自身のメジャーリーグへの挑戦を振り返った。
今年2021年に55周年を迎えるニッポン放送ショウアップナイター。その解説者である佐々木主浩が、メジャーリーグへの挑戦のきっかけと、初登板のときの心境を振り返った。
---今回はメジャーリーグ時代のお話を伺います。まずメジャーリーグに行くのはプロになるときからの目標でしたでしょうか?
「いえ、プロに入ってからですね。まず、日本のプロ野球で活躍できると思っていませんでしたね。クローザーになって95年くらいだったでしょうか、伊東一雄さん(パンチョ伊東さん)と知り合ってからメジャーリーグの話をよく聞くようになり『メジャーはいいぞ!』なんてパンチョ伊東さんに言われて、そこからちょっと憧れが出てきましたね。そして日米野球があって、これは面白いなと思いはじめましたね」
---メジャー初登板となったセーフコフィールドの電光掲示板に“DAIMAJIN”ではなく“DIAMAJIN”誤って表示していたのは有名ですが、ご存知でしたか?
「いや、そんなの見る余裕すらなかったので、全然知らないですね(笑)。本当にいっぱいいっぱいでした」
---ずばりメジャーで行けるな!と思ったのはいつぐらいからですか?
「2年目に入ってからですかね。1年目は本当に余裕が無く、いっぱいいっぱいでしたね。1年目37セーブをあげて、メジャーリーグでの戦い方が分かってきて、2年目はチームも強かったですし、116勝と物凄い数を勝ちまして、それに貢献できたのは嬉しかったですね」
---佐々木主浩さんは松本秀夫アナウンサーと長いお付き合いですが
「ニッポン放送ショウアップナイターで試合前に私がスターティングメンバーを読んでからのお付き合いですね。『スポーツキング』という番組もご一緒しました。番組終わった後の打ち合わせは楽しかったですね。まさか松本さんから『何言っているんだ、このすっとこどっこいが!』と言われるとは思ってもいませんでしたが(笑)。その時の音声が、ニッポン放送の倉庫に残っているようですよ。そして、シアトルで私の部屋に松本アナウンサーを招いた時もね、私の大事なお酒を勝手にあけたりしてね、いろいろ迷惑をかけられました(笑)。今ではいい思い出ですね」
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連載情報
ショウアップナイター エピソード55
ニッポン放送「ショウアップナイター」55周年を記念し、中継だけでは届けきれない取材情報や解説陣の“ここだけの話”など、「55」のエピソードを紹介していく
2021年、放送開始から『55周年』のシーズンを迎えるニッポン放送の看板プロ野球中継番組「ニッポン放送ショウアップナイター」。記念となる一年に『55!!(GoGo!!)みんなのプロ野球 』をシーズンキャッチとして、55 周年にちなみ55の企画をお届けしていく。
ニッポン放送ショウアップナイターHP:https://baseballking.jp/showup