黒木瞳がパーソナリティを務めるニッポン放送「あさナビ」(12月23日放送)に俳優でシンガーソングライターの舘ひろしが出演。プライベートについて語った。
黒木瞳が、さまざまなジャンルの“プロフェッショナル”に朝の活力になる話を訊く「あさナビ」。12月20日(月)~12月24日(金)のゲストは俳優でシンガーソングライターの舘ひろし。4日目は、プライベートについて---
黒木)プライベートのお話を伺いたいのですが、コロナ禍で、ご自宅で過ごされる時間は長くなりましたか?
舘)なった。
黒木)何なさっていましたか?
舘)ほとんどテレビを観ていました。
黒木)テレビ?
舘)スポーツや映画を観ていましたね。それと毎日、散歩していました。
黒木)どれくらい、1時間くらい?
舘)1時間くらい。それで久しぶりに渋谷のスクランブル交差点を渡ったら、誰もいなくて。久しぶりにあそこ、歩いた。
黒木)舘さんと言えば、女性の憧れの存在でいらっしゃいますけれども、男たちも憧れるではないですか。どうしたら、そんなに素敵に生きられるのですか?
舘)ただの女好き?
黒木)またそこに行く。もう、茶化さないでください。素敵なベルベットのジャケットを着ていらっしゃいますが、ご自分で選ぶのですか?
舘)そうです。はい。
黒木)プライベートで洋服屋さんに行かれるのですか?
舘)行きます。
黒木)お1人で?
舘)はい。
黒木)スタッフの方がいらしたりとかは?
舘)いや全然。僕は1人であっちこっち、行きます。
黒木)おしゃれですよね。
舘)うちは爺さんも親父もおしゃれだったね。家族で外へご飯を食べに行くじゃない、そのときはね、必ずジャケット着てた。決まりごとというか。
黒木)なるほど。そういうところが、男たちの憧れの存在である舘さんの原点なのですね。
黒木)トレーニングは何なさっているのですか?
舘)まったくやらないです。ゴルフの重いクラブがあるじゃない。それを振ったりはしますが、それ以外はやりません。
黒木)ゴルフは週1で行っていらっしゃるということですが、そんなにお上手になってどうするのですか?
舘)上手くないの。ゴルフはスイングを探す旅だね。いいスコアが出るときもありますが、そうすると、それよりももっといいスコアで回ろうと思って、スイングをいじったりすると、またガタガタってなってしまう。
黒木)でもお好きなのですね。週1で行かれるということは
舘)そうですね、撮影がなければ行きます。
黒木)私も上手くなりたいと思うのですけれど、なかなか行く機会がなくて。
舘)まったく興味がないんじゃないの?
黒木)いや、私、性格は合います。黙々と人に迷惑かけず、1人で黙々と歩く感じです。
舘)一緒にゴルフ行ったじゃない。黒木さん拾って、それで僕が車の後ろの左側に乗って、君が右側に乗って、そしたら日が当たったのね。そしたらハンカチをこう窓のところにかけてさ、そのときに「ああ女優さんだな」って思いました。すごく嬉しかった。
黒木)舘さん、それね、女優でなくてもやりますよ。
舘ひろし(たち・ひろし)/ 俳優・シンガーソングライター
■1950年、愛知県名古屋市出身。
■1975年、原宿・表参道を拠点としたバイクチーム「クールス」を結成。選抜メンバーで結成されたロックバンド「クールス」のボーカルとしてレコードデビュー。その後もソロデビューし、シンガーソングライターとして活躍。
■1976年、映画『暴力教室』で俳優デビュー。
■その後も数々の映画・ドラマに出演し、「西部警察」への出演を機に渡哲也さんと出会い、石原プロモーションへ入社。アクションからコメディまで幅広い役柄で数々の作品に出演。
■2021年1月に石原プロモーションが解散。4月には「舘プロ」を設立。舘プロには舘ひろしさんのほか、5人の俳優・シンガーソングライターが所属。
■11月5日からはNHK・BSプレミアムでBS時代劇『剣樹抄~光圀公と俺~』(全8回)に出演。(12月4日最終回)。11月28日からはNHK・BSプレミアム&BS4Kで『プレミアムドラマ 生きて、ふたたび 保護司・深谷善輔』(全8回)に出演。
この記事の画像(全3枚)
番組情報
毎朝、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、朝の活力になるお話をうかがっていく「あさナビ」。ナビゲーター:黒木瞳