松尾貴史、肺塞栓症で緊急入院するまで「酸素ボンベを用意して……」主演舞台を振り返る

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俳優でタレントの松尾貴史が、3月14日のニッポン放送「高田文夫と松本明子のラジオビバリー昼ズ」に出演。昨年、肺塞栓症で緊急入院していた松尾が、当時の状況を振り返った。

松尾貴史、肺塞栓症で緊急入院するまで「酸素ボンベを用意して……」主演舞台を振り返る

松尾貴史

昨年12月15日、肺塞栓症と診断されて緊急入院し、同27日に退院したことを報告していた松尾。当時、松尾が主演していた舞台『鷗外の怪談』は、同16日以降の全国ツアー2公演が中止されたが、今年1月には舞台復帰している。

そんな松尾だが、昨年11月の東京公演が始まる前から体に不調を感じていたという。

松尾:10月の10日ぐらいだったかな。舞台『鴎外の怪談』の稽古中で、稽古場に向かう途中で坂道に息苦しくなったから、「芝居の稽古をしてる場合じゃない」って思って、「1日だけ寝たらなんとかなるから、休ませてください」と。

高田:稽古を休んで?

松尾:はい。で、寝たら本当に楽になったんで、稽古を順調にやって、東京公演も始まって、27公演を全部やり終えたんですよ。

高田:やったの!

松尾:やったんですよ、東京公演は。ただ、早替えのときに息が切れて、衣装さんが自分の管轄でもないのに酸素ボンベを用意してくれたりとか。

松本:え〜!

高田:楽屋に酸素ボンベ? ただもんじゃないよ、そりゃ。

松尾:僕がゼェゼェ言って、着物に着替えられないんですよ。

高田:そりゃ、ちょっとピンチだったね。

松尾:それでなんとかやり終えて、地方公演までの間に人間ドックに行ったら、「循環器科をちゃんと受診してください」って言われて、それで次の次の日くらいに病院に行って診てもらったら、「このまま緊急入院ですから」って言われて。

高田:その場で?

松尾:で、「いやいや。明日、長野に新幹線で行って、場当たりやって、明後日は芝居の本番だ」って言ったら、「死にますよ」って言われて。

高田:で、そのままICU? すごいね。

10月に体調の異変を感じながらなんとか東京公演を終えるも、次の長野公演を目前に肺塞栓症と診断され、ICU(集中治療室)に入ったという松尾。

松尾貴史、肺塞栓症で緊急入院するまで「酸素ボンベを用意して……」主演舞台を振り返る

松本明子、高田文夫、松尾貴史

また、2週間の入院生活では「差額のベッド代がもったいない」という理由で4人部屋にしてもらったことを告白。「カーテン越しに隣の患者の会話が聞こえるから、楽しかったです」と、印象に残った患者についても話していた。

番組情報

高田文夫のラジオビバリー昼ズ

FM93/AM1242ニッポン放送 月~金 11:30~13:00

番組HP

高田文夫先生と、キャラクターの濃~いパーソナリティがお送りする「昼休みのお笑いバラエティー」ラジオビバリー昼ズ!

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