6月12日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、原作・たかしげ宙、作画・皆川亮二による漫画『スプリガン』のおすすめポイント3つを紹介した。
番組内では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーで、今回は『スプリガン』をピックアップ。この作品は、はるか昔に高度な科学力を持つ文明人たちが残した遺産を悪しき者から守り封印する、特殊部隊・スプリガンたちの活躍を描く大人気アクション漫画となっている。
今回の放送では、バーチャルライバーのレヴィ・エリファをゲストに迎え、吉田がこの漫画のおすすめポイント3つを解説した。
吉田:おすすめポイントその1は「オーパーツ」。オーパーツっていうのはどういうものかというと……今、現代の技術が一番進歩してるってみんな思うじゃない。でも実は、今の技術で法隆寺の釘が作れないって話知ってる? 昔の鉄の方が、すごい純度で作れてるんだって。そういうものって、歴史上いくつもあるんですよ。そのオーパーツっていうのは古代人がこんな文明作ってたからじゃない? ってことで、現代人が悪用しようとするのを防ぐためにスプリガンが活躍するって設定なのよ。面白そうじゃない? オーパーツが1つのキーワードなんです。
ZOC・西井万理那(パートナー):へぇ~!
吉田:おすすめポイントその2は「秘密工作員の過去にとらわれすぎてない」。この漫画はすごい能力を持った人たちが出てくる。主人公は御神苗優(おみなえ ゆう)で、十代なんだけどめちゃくちゃ能力があるわけ。能力があるのにはすごい理由があることが、物語の中盤から後半ぐらいで明かされるんだけど、それ普通だったら最初に描いて、主人公に深刻な顔をさせるはずなのに、御神苗優が常に余裕な顔してるんですよ。それが、この作品。超かっこいい。
レヴィ:うんうん。
吉田:おすすめポイントその3は「スプリガンが学校に通っている」。主人公の御神苗優は、人間としての尊厳みたいなのを失わないために、ずっと普通に学校通って、体育祭とか出るし修学旅行に行ったりするんですよ。でも修学旅行の最中に、相手の組織から狙われたりしてる、みたいな。ちょっと痛快なところもあるのが、この『スプリガン』です!
漫画『スプリガン』の魅力的な要素3つを語った吉田。特典付き復刻BOXが発売中の『スプリガン』だが、6月18日(土)から新作アニメシリーズが全世界独占配信されることを記念し、豪華仕様の復刻BOXが3か月連続刊行中。6月17日(金)に最終BOXとなるvol.3が発売される。少年サンデーコミックス版の単行本には未収録の特別編を収録した、幻の12巻も付いてくる。詳細は、公式サイトや公式SNSでチェックすることができる。
番組情報
ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那、末吉9太郎を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!