体操元五輪代表・鶴見虹子の野望「新しい形のアイドルグループ」のプロデュースとは

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9月11日(日)、スポーツライター金子達仁がメインパーソナリティを務めるラジオ番組「The Deep」(ニッポン放送・毎週日曜20時~20時20分)が放送。体操元五輪代表・鶴見虹子が出演し、現役を引退した今、やりたいことを語った。

体操元五輪代表・鶴見虹子の野望「新しい形のアイドルグループ」のプロデュースとは

金子達仁・鶴見虹子

一流アスリートたちをゲストに迎え、スポーツの面白さや、アスリートの心の奥底にある想いを届けていく番組、「The Deep」。鶴見は、個人総合で全日本選手権では6度、NHK杯では4度の優勝。2008年の北京オリンピックではエースとして団体入賞に貢献し、2012年のロンドンオリンピックにも出場する。その後、左右のアキレス腱断裂などで、2015年の全日本団体選手権を最後に引退。2022年4月、東京新宿区内に「鶴見虹子体操School」を開校した。

番組で鶴見は、人生で1番やりたいことは、「体操で稼げる道」を作ることだと言い、アイドルグループプロデュースの野望を語った。

体操元五輪代表・鶴見虹子の野望「新しい形のアイドルグループ」のプロデュースとは

鶴見虹子

金子:今年の4月にご自身の体操教室を始められた。体操教室をやりつつ、残された時間は好きなこと、やりたいことをやってみたいと仰っていた。何をやるおつもり?

鶴見:これは、私人生で1番やりたいことだと思っていたんですけど。体操をやる意味って体操選手になるか、運動神経が悪くならないように、小さい頃にやっておくいう、この2択しかないじゃないですか。

金子:うん。

鶴見:これ、どっちも現状、稼げないじゃないですか。

金子:その通りですね。

鶴見:野球選手でも、やっぱり夢があるからみんなやるじゃないですか。人口も多いし。

金子:大谷翔平60億!

鶴見:そうですよね。そういう夢がそもそも体操ってないから、体操したいっていう子も増えないし。この「稼げる道」を作ろうと思ったんですよ。体操界でも、よくあるのが、体操を辞めた後に、ダンスグループとか舞台とか。でも、一流の人ほどもう身体がボロボロだから動けないんです。辞めた後じゃ遅いんですよ。

なので、根本的に変えようと思っていて。芸能と体操をくっつけた、よくあるエンタメとかあるじゃないですか。これを、ひとひねりしようと思っていて。「アスリートだけど、アイドル。アイドルだけのアスリート。」みたいな、新しい形のグループを作ろうと思って。

金子:ほう。

鶴見:アイドルグループの結成って、中学生、高校生ぐらいで集めるじゃないですか。じゃなくて、もっと小さいときから。小学校1年生、2年生とかでやりたい子を募集して、そこから私が育てるっていうプロジェクトを今やろうとしています!

金子:壮大な野望やな!

鶴見:自分でスタジオを持っているからできるんですけど。今2クラスだけ、特別総合クラスっていうのがあって。歌とダンスと体操をやるクラスがあるんですよ。で、今2人ぐらい、いい子がいるので、とりあえずこの2人を1期生にしようと思っていて(笑)

金子:これはちょっと注目ですね。これから。

体操元五輪代表・鶴見虹子の野望「新しい形のアイドルグループ」のプロデュースとは

金子達仁

「何気にこの話を公にしたのは、はじめて。」と明かした鶴見。一方、鶴見との対談を終えた金子は、「もし僕が20歳のビルゲイツにインタビューしていたら、こんな気分になったんじゃないか?」と言い、衝撃を受けた様子だった。番組の最後には、「これから彼女のやることに注目していきたいと強く思った」とコメントした。

Podcastでの聴取はこちらから。

番組情報

The Deep

毎週日曜日 20:00-20:20

番組HP

スポーツライターとして幅広く活躍する金子達仁が一流アスリートたちをゲストに迎え、“心の奥底にある想い”を聴くラジオ番組です。アスリートたちの対談を通し、ここでしか聴く事のできない“Deep”な想いと知られざるエピソードに迫っていきます。
また、オンエアでは聴く事ができなかった部分をディレクターズカット版としてPodcastコンテンツとして配信していきます。

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