9月13日(火)深夜、4人組バンド「緑黄色社会」がパーソナリティを務めるラジオ番組「緑黄色社会のオールナイトニッポンX(クロス)」(ニッポン放送・毎週火曜24時~)が放送。7月に結成10周年を迎えたばかりの緑黄色社会が、学生時代の結成秘話を明かした。
毎週『緑黄色社会・長屋晴子のオールナイトニッポンX(クロス)』を放送しているが、この日はギターの小林壱誓、キーボードのpeppe(ペッペ)、ベースの穴見真吾も出演し、『緑黄色社会メンバー全員集合!スタジオライブSP』を開催した。
番組では、アコースティック編成で「Mela!」「夏を生きる」「Shout Baby」をライブ放送したほか、メールテーマ「緑黄色社会に聞きたい音楽のコト」と題して、メンバーの作曲スタイルや理想のアーティストなど、音楽にまつわるエピソードを披露。
そして番組中盤、「私たちはね、いわゆる“今っぽい”って言われるような結成をしたの」と切り出した長屋が、4人組バンドに至った経緯を改めて明かした。
長屋:『GREE(グリー)』ってみなさん覚えてます? 『GREE』っていうSNSがあったんだけど、それで私と壱誓とpeppeの3人が友達だったんだよね。
小林:そうね。
長屋:で、その前に私と壱誓はやりとりをしてたの。プロフィール欄に、「中京高校のバンド研究会に所属希望です」って。で、「ギターパート」とか「ボーカル希望」みたいなことを書いてて。
小林:どっちもギタボ希望でしたね。
長屋:ね。で、なんかお互い「ちょっとこいつ変なやつだな」って良いシンパシーを感じて、約束をしたの。そこで1人確保というか。
小林:入学前にね、俺と長屋はもう完全に「バンド組みましょう」って話になっちゃっててね。
長屋:入学してから組みそびれたら嫌だったから、組んどいたのよ。そこからどうしようかなってなったときに、入学式で私はpeppeにばったり会ったの。そこで誘う気は特になかったんだけど、「音楽、ピアノをやってた」って言うから、「一緒にやんない?」って言って、「いいよ」ってフッ軽で。
peppe:ヤバくない? もう「nice to meet you」の段階で。
小林:「nice to meet you」って普段から言ってんの?
peppe:ええやん、もう(笑)。で、「OK!」みたいな。
長屋:そうそう。「フッ軽!」って思ったけど、私は1人でもメンバーが欲しくてしょうがないから、「とりあえず、ラッキー!」って感じで。もちろん、壱誓もpeppeも、実力は知らないよ。けどここ3人は「お願いします」って感じで。
peppe:すごいよ。
小林:で、それから同じ学校内で1回バンドの形を作ったんだけれども、1年後、空いたベーシストの穴のところに、「俺の幼なじみで、すげーイイ奴がいるんだよね。ベースも最近始めて」って言うので、真吾を紹介した。
穴見:その穴にね。穴見だけに。
長屋:そうだね(笑)。だから、本当に最初はメンバーの感覚ってよりかは、友達なんだよ。クラスメイトだった。
peppe:学校が一緒の友達という感じ。
長屋:私たち3人は、高2のとき同じクラスだったりした。
peppe:確率、すごいよ!
小林:たまたまね。11クラスあったもんね。
穴見:本当に漫画の世界みたいだよね。
高校に入学する前から長屋と小林はSNSで連絡をとっており、入学初日にpeppe、その1年後に小林の幼なじみ・穴見が加入したという緑黄色社会。
そんな緑黄色社会は、7月に結成10周年を迎え、9月16日と17日には初の日本武道館公演を控えている。すでに最終リハーサルを終えたというメンバーは、「いい景色を見せられるんじゃないかなと思います」「みなさん、期待していてください!」と熱い意気込みを語っていた。
番組情報
火曜日は4人組バンド・緑黄色社会のボーカル長屋晴子が担当! 緑黄色社会は、「リョクシャカ」の愛称で同世代の支持を集める男女混合の4人組バンド。長屋は、バンドを代表してパーソナリティを務めます。