11月16日(水)深夜、テレビプロデューサーの佐久間宣行がパーソナリティを務めるラジオ番組「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週水曜27時~28時30分)が放送。過去にテレビ放送されていた大みそかのスペシャル番組や、自身が経験した年越しの仕事について語った。
今年2022年の大みそか、フジテレビでは「逃走中」が放送され、TBSでは「THE鬼タイジ」が放送されることから、佐久間は「鬼ごっこ系企画のぶつかり合い! すごいな。Netflixでも『逃走中』をやっているしね」とコメント。この流れで、昔放送されていた大みそかのスペシャル番組『PRIDE』『INOKI BOM-BA-YE』『ぐるナイ』『笑ってはいけない』シリーズなどについて振り返った。
「大みそかの番組のトレンドの移り変わりですが、今年2022年は“鬼ごっこブーム”で、2000年代は格闘技の『PRIDE』とか、アントニオ猪木さんがプロデュースしていた『INOKI BOM-BA-YE』とか。格闘技以外だと、『ぐるナイ』でナインティナイン・岡村さんが無茶する年越し企画がやっていましたよね? 火の輪くぐりとかをやっていて、『あれ、コントなのかな?』って思ったら、最終的にちゃんとやるやつ。で、その後、『笑ってはいけない』シリーズが始まって……。
そんな2000年代の大みそか、当時、僕はテレビ東京でADをしていて。テレビ東京では、年末恒例の歌特番『年忘れにっぽんの歌』があって、4時間ぐらいやっているんですよ。新宿コマ劇場で。
僕は徳光和夫さんの担当だったから、誰がどこに立つか――みたいなことを2日前から全部覚えなきゃいけなかったので。覚えたりして疲れ果てて、コマ劇場で寝るという年越しをやっていました(笑)。
テレビ界の年末事情というと、『笑ってはいけない』の出演者があまりにもオールスターだから、そのタレントさんを裏かぶりになるから出せない、っていうのがあるんですよ。やっぱりみんな、芸人さんも(『笑ってはいけない』に)出たいじゃないですか。だから、その裏では芸人番組をあんまり撮れないという、お笑いとかバラエティ番組を撮りにくいということがあって。あれだけ大型の、お笑い特番ですからね」
大型人気番組「笑ってはいけない」シリーズが放送されていた頃は、裏番組でバラエティ番組を作りにくかったと、当時の事情を明かした佐久間。
また、佐久間の大みそかテレビトークを受け、番組リスナーからも、好きだった年越し特番の思い出が届き、佐久間も「あったわー!」とテンション高く反応。「こういう、テレビの“これあったな”って話、楽しいんですよね」と懐かしそうに語っていた。
番組情報
元・テレビ東京のプロデューサー佐久間宣行が、ニッポン放送の「オールナイトニッポン0(ZERO)」に挑戦! フリーのテレビマン、45歳で既婚者、娘がいる脱サラおじさんが、一生懸命しゃべります。最年長パーソナリティがお送りする「メディアミックス ラジオ番組」です!
★再編集したポッドキャストをSpotifyで聴けます!⇒こちらからチェック
~Spotifyをダウンロードすれば無料で聴くことができます(放送の翌日に最新エピソードを配信予定です)