1月27日(金)元アーティスティック日本代表・青木愛がパーソナリティを務める「青木愛 スポーツ to you」(ニッポン放送・毎週金曜21:00~21:30)が放送。
ゲストの浜口京子(45)は、1978年東京都生まれ。14歳からアマチュアレスリングを始め、父・アニマル浜口の指導のもと、めきめきと成長。全日本選手権、世界選手権で優勝を重ね、五輪に3大会連続出場。銅メダルを2大会連続で獲得。まさに女子レスリング界の輝くレジェンドだ。
毎回ゲストに頂いている、「リスナーの将来に活きるような、前向きで未来に残したい」とっておきの言葉『To you word』。
浜口の『To you word』は・・・
「私はできる!!!やればできる!!!必ずできる!!!」
浜口が試合前にウォーミングアップを終えてマットに上がる直前、必ず自分に言い聞かせていた言葉だ。
10代の頃から試合に出続けてきた浜口だが、マットの上は誰にも頼れない、自分の身一つだけで戦うしかない孤独な戦場。そのためたくさんの苦しい練習を積んで試合に向かい、そして勝利してきた。
世界選手権優勝、五輪で複数のメダルと数々の栄光を掴んできた浜口だからこそ言える、リスナーにも人生の中でここぞという時、ぜひ自分に言い聞かせてほしい!というメッセージとして送ってくれた。
そんな浜口は現在レスリング教室での指導も行っている。
青木:指導のモットーって何ですか?
浜口:私は「先生であっても、子どもたちから学ぶ」生徒です。
青木:例えば?
浜口:子どもたちと過ごすのを何年も続けているんですね。そうするとね、子どもたちはすごく敏感で、向き合ってスパーリングやるじゃないですか。すると「あれ京子先生、腕が細くなった?」って。
青木:へえ!すごい!わかるんや。
浜口:「ちゃんとご飯食べてる?」って。
青木:心配されてる(笑)
浜口:子どもたちから気づかされることあるんですよ。
続けて、浜口は子どもたちは希望に満ち溢れていてパワーをもらえる存在、一緒にいるのは大切な時間と語った。
さらに今回、浜口は意外な一面も披露。
浜口:本当の自分は・・・「ネガティブ」
青木:ネガティブなんですか?えっ、意外!
浜口:自信ない・・・。
青木:ウソでしょう?それは現役時代からですか?
浜口:昔から!昔から自信ない。
青木:今も?
浜口:うん。だから強くなるために、自信ないから練習いっぱいした。だからできたんだろうね。
青木:(自信がないから)その分練習しないと・・・
浜口:臆病だから。
青木:確かに自信を持つためには練習しかない、と私も言われたから練習は死ぬほどしました。自信をつけて本番に臨むために。
今でも反省ばかりという浜口。子どもたちへの指導後、もっと違う言葉にすればわかりやすく伝えられたのでは…?と自戒。他の仕事でも同様、反省の繰り返しという。しかし、反省するからこそいい自分になれる、まだまだ未熟な自分はもっといろんなことを学んでいきたい!と浜口は笑顔で明るく語ってくれた。
そして、今回も浜口は自前の太鼓を叩き、「気合だ!」を13連発するなど、浜口ならではパフォーマンスも披露してくれた。
番組情報
元シンクロナイズドスイミング(現・アーティスティックスイミング)代表で北京オリンピック出場経験もあり、現在はキャスターやモデルなど多岐に活躍の場を広げる青木愛がパーソナリティを務めるラジオ番組です。
これから注目されるアスリートやもっと輝いてほしいアスリートやスポーツ関係者をお招きしていき、その競技の魅力やこれからの発展に向けてお話を展開し、スポーツの魅力を「you」、つまり、ラジオの前のあなたにお届けしていきます!