プロスノーボーダー・重野秀一郎 変わった持久力アップ方法を語る
公開: 更新:
1月6日(金)元アーティスティック日本代表・青木愛がパーソナリティを務める「青木愛 スポーツ to you」(ニッポン放送・毎週金曜21:00~21:30)が放送。ゲストはプロスノーボーダー・重野秀一郎(17)
2005年、神奈川県出身。ハーフパイプで去年3月、スイスで開催された世界ジュニア選手権準優勝。オーストリアで開催された18歳以下が主役の「World Rookie Snowboard Finals 2022」で世界一。全日本スキー連盟の強化指定選手にも選ばれるなど期待の現役高校生アスリート。そんな重野が独自の、重野流というべきトレーニング法を今回教えてくれた。
実は重野はランニングが嫌い。そのため、自転車に乗って遠くに行くことで持久力をつけているそう。ちなみに青木も現役時代は走り込み禁止、泳ぎ込みやバイクで持久力をつけていたという。
お気に入りのクロスバイクを乗りこなし、重野の地元・川崎から東京タワーや横浜・みなとみらいまで行くこともある。みなとみらいには片道3時間かかったという。
青木:新幹線で東京から大阪まで行っても(時間の)おつりが来ますよ(笑)
重野:横浜まで行く時はちょっと大変でした。
青木:途中で後悔しませんでした?
重野:後悔しました。途中であれ、ここから帰っても2時間…?
ちなみに、同じように自転車トレーニングしているスノーボード選手は重野の知る限り他にいない。まさに重野オリジナルの練習法。自慢の筋肉を尋ねるとやはりトレーニングで培った「足」と回答してくれた。
そんな重野が、スノーボードをやっていて一番楽しいと思えるのは大会の時。負ければ悔しい。でも勝てば、オフシーズンの地味だけどキツイ練習も実った、と思える最高の瞬間を味わえる場所。何より、歓声をもらえるのが嬉しい。
現在シーズン真っ最中の重野。採点競技であるゆえ、重野が今後どう魅せてくれるか期待が高まる。