笑福亭鶴瓶が2月26日、ニッポン放送『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』に生出演。急性大動脈解離のため22日に亡くなった弟子の笑福亭笑瓶さん(享年66)について語った。
冒頭から、笑瓶さんについて「長い付き合いでしたからね」と2人の思い出を話し始めた鶴瓶。自身の師匠である六代目笑福亭松鶴に「弟子、来たやつは取れ」と言われ、当時まだ20代だったこともあり、はじめは「何教えたらええねん」と思いながらも、突然志願してきた笑瓶を弟子として迎え入れたという。
師弟関係を結んだ当時、鶴瓶が29歳で笑瓶さんが24歳。どんな師弟関係かと問われると、自身の子供を風呂に入れたときに家に訪れていた笑瓶さんがとった行動を明かした。
「子供2人が風呂から上がったら、あいつがバスタオルで子供を拭くんですよ。そしたら、俺まで拭きよんねん。『お前、何してんねん』と。そんなん師弟ちゃうやん(笑)」
まるで学生時代の先輩と後輩のようなやりとりをする関係だったそうだ。
その一方で、鶴瓶は自身が企画したテレビ番組『突然ガバチョ!』(毎日放送 82~85年)に笑瓶さんを出演させたり、笑瓶さんが東京へ進出するタイミングで「松竹芸能では東京で売れない」と判断し、太田プロへの移籍をすすめたり、プライベートではゴルフに行ったりと、師匠として、親友として交流を重ねていた。
次から次へと笑瓶さんにまつわるエピソードが絶えない鶴瓶。今だからこそ笑瓶さんについてこれだけ語ることが大事なんだと、番組の最後まで笑顔で語っていた。
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