世界を走るプロランナー・川内優輝、箱根駅伝の舞台裏を語る
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3月26日(日)、スポーツライター金子達仁がメインパーソナリティを務めるラジオ番組「The Deep」(ニッポン放送・毎週日曜20時~20時20分)が放送。世界を走るプロランナー・川内優輝選手が出演。関東学連選抜チームで参加した箱根駅伝を振り返った。
一流アスリートたちをゲストに迎え、スポーツの面白さや、アスリートの心の奥底にある想いを届けていく番組、「The Deep」。川内は、学習院大学では関東学連選抜チームで2度出場。大学卒業後、「楽しく走る」をモットーに、埼玉県庁の市民ランナーとして活動。2019年にプロランナーに転向した。今回番組では、箱根駅伝の予選会について語った。
金子:2度も学連選抜という形で、箱根駅伝に。
川内:関東学生連合って名前変わりましたけど、出ていましたね。
金子:結構すごいことですよね! 独学でやっていて。
川内:そうですね。学習院では、今のところ、最初で最後になっちゃっているので。何とか、また頑張ってほしいと思っているんですけど。
金子:あれ? その後、誰も?
川内:誰も……惜しい子は1人いたんですけど、なかなか壁が厚く……。
金子:ちなみに、予選会で、学習院は何位だったんですか?
川内:私の時で、20番台後半から30番ちょっとですね。今、実は2年連続出ていないので、何とか、今年は100回ですし、予選回にもう1度とは思っているんですよね。
金子:箱根に学校として出ることは、ほぼ可能性がないところですよね。
川内:はい。でも、予選会って実は、あまり強くない大学にとっては結構大事で。
金子:晴れ舞台?
川内:そうです。あの予選会で、4年生がこう涙ながらに「4年間頑張ってきて良かった」って言って、世代交代をするんです。あまり強くない大学は。
川内は、「10月の大会(箱根駅伝の予選回)に行くことを目標に頑張っている大学生も、いっぱいいると思います」と言い、金子は、「そこにも晴れ舞台があるんだ」と続けた。川内と十数年ぶりに会ったという金子だが、「面白いエピソードがたくさんあった」と言い、対談は盛り上がった様子だった。
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番組情報
スポーツライターとして幅広く活躍する金子達仁が一流アスリートたちをゲストに迎え、“心の奥底にある想い”を聴くラジオ番組です。アスリートたちの対談を通し、ここでしか聴く事のできない“Deep”な想いと知られざるエピソードに迫っていきます。
また、オンエアでは聴く事ができなかった部分をディレクターズカット版としてPodcastコンテンツとして配信していきます。