岡島秀樹がメジャーリーグに興味を持つきっかけとなった2人とは
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3月5日(日)、スポーツライター金子達仁がメインパーソナリティを務めるラジオ番組「The Deep」(ニッポン放送・毎週日曜20時~20時20分)が放送。元プロ野球・メジャーリーグで活躍した岡島秀樹が出演。メジャーリーグに興味を持ったきっかけを語った。
一流アスリートたちをゲストに迎え、スポーツの面白さや、アスリートの心の奥底にある想いを届けていく番組、「The Deep」。岡島は、読売ジャイアンツ、北海道日本ハムファイターズ、福岡ソフトバンクホークスで日本一に貢献。リリースの瞬間顔を下に向けて投げる独特のフォーム「ノールック投法」が特徴であった。アメリカメジャーリーグでは2007年ボストン・レッドソックスの一員としてワールドシリーズを制覇。 現在は解説者としても活躍している。今回番組では、メジャーに興味を持ったきっかけは、日本ハムでの体験だと語った。
金子:なぜメジャーに?
岡島:全然興味なかったんですよ。
金子:英語を勉強していたわけじゃないですよね?
岡島:そうですし、巨人に入ったら巨人におるもんだと思ってました。でも、2006年にトレードで、日本ハムに行ったんですよ。
金子:はい。
岡島:そのときに、新庄さんと、同じタイミングでプレイさせていただいたんですけども。その新庄さんプラス監督がトレイ・ヒルマン監督なので、外国人の監督じゃないですか。あの2人がいなかったら、アメリカに行かなかったですね。
トレードっていうのは、当時はショックな出来事でした。でも、F A(フリーエージェント)でアメリカに行けるチャンスをいただいたのは、確かなことだと思うんで。新庄さんが「岡島、アメリカ行ったほうがいいよ」とかね、すごく言ってくれていたので。あとトレイ・ヒルマン監督も、外国人の監督初めてじゃないですか。
金子:はい。
岡島:ずっと巨人にいてからの日本ハムだったので、監督さんの考え方が全然違ったわけですよね。
金子:新鮮?
岡島:新鮮でしたね。トレイ・ヒルマン監督は外国人で、家族のことを1番に考えるんですよね。そういうところが巨人にはない雰囲気だったんです。連投したら身体のことを考えてくれるじゃないですか。
金子:岡島さんの身体を考えることと岡島さんの家族を考えるっていうのは、岡島さんの感じ方、どう違うんですか?
岡島:全然考え方が違う監督なんだな、と思うじゃないですか。家族のことを聞いてくれるってことは、それだけしっかり考えてくれてるんだと思いましたし。「家族と連絡を取ってるかっていう一言で、あなたの状態がわかる」って言われたんですよ、通訳さんを交えて。これがアメリカの野球だって言われて。アメリカって家族のことを1番に考えてくれるところなんだな。行ってみたいなってなったんですよ。
岡島も家族を大事にする人だと感じたという金子。岡島が魅了されたというメジャーの話を聞き、金子は、「メジャーリーグってすごいところなんだと知っていたつもりではあったけど、今日話を聞いて実感した」と語った。
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番組情報
スポーツライターとして幅広く活躍する金子達仁が一流アスリートたちをゲストに迎え、“心の奥底にある想い”を聴くラジオ番組です。アスリートたちの対談を通し、ここでしか聴く事のできない“Deep”な想いと知られざるエピソードに迫っていきます。
また、オンエアでは聴く事ができなかった部分をディレクターズカット版としてPodcastコンテンツとして配信していきます。