4月23日に放送された『鹿島プレゼンツ 笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』に榊原郁恵さんがゲストとして出演し、昨年11月に死去した夫の渡辺徹さんとの思い出話を語った。
3月に行われた「渡辺徹さんお別れの会」にも参列した鶴瓶は、徹さんの息子・渡辺裕太による挨拶を見て「しっかりしてるなぁと。あんだけの人を前にしてよくやりはったなと思いましたね」と振り返った。各界の著名人や親しかった俳優、関係者などおよそ1200名が集い、別れを惜しんだ会だったが、その裏側での裕太は「え? こ、こんな人たちが来てくれたの!? どうしよう……」と緊張しきっていたという。そんな様子も感じられないほど、鶴瓶の目には堂々とした姿が映っていたそうだ。
鶴瓶も驚くほどの、徹さんの交友関係の広さが表れたこの会。そこで郁恵は「人が好きな人は人を呼ぶ」ことを実感したという。これまで徹さんが出演した番組関係者や、年に一度しかやらないような特番のスタッフも地方から駆けつけたりする中で、全員がそれぞれの“渡辺徹さんとの思い出”を持っており、その話を郁恵さんへ伝えたくてうずうずしながら列をなしていたという。その様子から郁恵さんは「それだけ人とちゃんと向き合っていた人なんだな」と感じたと語った。そして鶴瓶は、笑福亭笑瓶さんの告別式での出来事とも絡めて「芸能界ってあったかいね」と感じたという。
そんな“渡辺徹さんお別れの会”の返礼品として準備をした、これまでの講演会や対談などの記録から芸能経歴40年を超える渡辺徹さんの軌跡に迫った『すべては出会い 渡辺徹の愛され人生』が出版されたばかり。渡辺徹さんの交友関係や、人となり、そして榊原郁恵さんがもっと広く知られてほしいと願った“俳優・渡辺徹の姿や思い”が感じられる内容となっている。
番組情報
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