6月15日(木)、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之と土屋伸之がパーソナリティを務めるラジオ番組「ナイツ ザ・ラジオショー」(ニッポン放送・毎週月曜~木曜 13時~15時30分)が放送。ゲストに声優の神谷明が登場し、神谷が過去に演じた人気アニメの、声優オーディションの様子について明かした。
週刊少年ジャンプで連載されていた漫画『キン肉マン』のアニメ版で主人公・キン肉マン(キン肉スグル)の声優を務めた神谷が、当時のオーディションの出来事について話した。
土屋:連載は45年前ですけど、アニメは……
神谷:多分2、3年後ぐらいだと思います。
塙:『キン肉マン』は知ってたんですか?
神谷:知らないんです。
塙:知らないんだ!
神谷:恐ろしいのは、僕ら、オーディションの時に、キャラクターの色々な絵を見ながら、もらった台本を読むんですよ。『キン肉マン』の時は、本当に自分でもどうしてか分からないんですけど、「キャラクターを見せてくれ」って言わないで、台本の台詞が面白いから(台詞の)イメージで声を当てたら「これだ!」と決めてもらったんです。
土屋:絵を見ないで、勝手な台詞のイメージだけで決まった!
神谷:そうなんです。今でも覚えているんですけど……(役の声で)「我輩は、王子でもなんでもない!日本牛丼愛好会の会長だ!」というシーンをよく覚えていて、その時に今みたいなダミ声で喋ったら、いいねみたいな感じで。
塙:それは、初めからキン肉マンを演じると決まっていたんですか?
神谷:初めからキン肉マン何ですけど、絵を見ちゃったら逆にダミ声のギャグの発想は出なかったかも……シャキッとしている部分もありますからね。
塙:もしかしたら、イケメンの感じで言っちゃてたかもしれないですもんね。(ギャグの感じの声がキャラクターと)ピッタシですもんね!
『キン肉マン』の原作を知らないままオーディションに挑んだ神谷。その後、同じくジャンプ連載の『北斗の拳』のアニメ声優オーディションにも原作は知らないまま挑んだが、その際は、主人公『ケンシロウ』のキャラ絵を見てイメージした声をしっかり作り上げたと話した。
また、神谷が当時、先輩声優から演技アドバイスを受けた内容についても触れ、リアルなキスの音を出すテクニックを小原乃梨子から、食べ物を食べながら話す時のアドリブ方法を中尾隆聖から教わったと明かした
本物の『キン肉マン』『ケンシロウ』のキャラクターボイスを目の前で感じ、そして声の演技指導を受けたナイツは、終始感激の様子であった。
番組情報
月~木曜日の『ザ・ラジオショー』を担当するのは、ナイツ。
「ビバリー昼ズ」でもお馴染みの2人が「笑い」にこだわった2時間半の生放送!
芸能・家庭・プロ野球など、ナイツだからこそできるトーク、さらにはネタコーナーも実施します。
曜日別の女性芸人パートナーとのトークもお楽しみに!
■パーソナリティ:ナイツ
■パートナー:
月)平野ノラ
火)山﨑ケイ(相席スタート)
水)安藤なつ(メイプル超合金)
木)箕輪はるか(ハリセンボン)
■番組メールアドレス:rs@1242.com
■番組ハッシュタグ:#ナイツラジオショー
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