三船和子、『他人船』ヒットの裏で「収録当時に落ち込んだ」意外な出来事

By - NEWS ONLINE 編集部　公開：2023-09-13 　更新：2023-09-13

ニッポン放送「中山秀征の有楽町で逢いまSHOW♪」

ニッポン放送のイマジンスタジオから素敵なゲストをお招きしてライブショーをお届けする『中山秀征の有楽町で逢いまSHOW♪』（毎週日曜朝5時30分～／司会：中山秀征・アシスタント：石川みゆき）。9月17日（日）のゲストは、三船和子さん、舞乃空さん、田中あいみさんです。

ニッポン放送「中山秀征の有楽町で逢いまSHOW♪」

舞乃空（まのあ）さんがステージに登場すると、客席からたくさんのペンライトが灯りました。

舞乃空さんは大阪府出身の18歳。小学生のころからテレビのカラオケ番組に出演し、『NHKのど自慢』では週間チャンピオンに！　2023年2月8日、シングル『うたかた』でメジャーデビューしました。

オープニングに歌った石川さゆりさんの『能登半島』は、デビューのきっかけとなった思い出の歌だそうです。

「この歌をのど自慢で歌って週間チャンピオンを獲得しました。それを見ていたレコード会社にスカウトされて、デビューのきっかけをつかみました」

8月2日に発売したセカンドシングル『約束』は、果たされなかった遠い夏の約束をテーマにした切ないバラードです。どこか懐かしい昭和の歌謡曲を思い出させる失恋ソングになっています。

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動物が大好きだと言う舞乃空さん。ファーストコンサートのタイトルも『MANOA ZOO Vol.1』になりました。

「いろいろな動物カフェに行きました。犬カフェ、猫カフェ、フクロウカフェ、豚カフェ、最近はハリネズミカフェにも！　ハリネズミは警戒すると針を出すので、手袋が用意されています。刺されるととても痛いのですが、私は手袋をしません（笑）」

「そんなに動物が好きなの？　だったら首にヘビを巻ける？」と聞く中山さんに、「平気です！　ヘビは冷たいのですが、だんだん暖かくなるのでマフラー代わりになりますよ（笑）」と話していました。

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京都生まれ・23歳の田中あいみさん。2019年、「日本クラウン演歌・歌謡曲新人オーディション」でグランプリを獲得し、2021年に『孤独の歌姫（シンガー）』でデビュー。2022年には、日本レコード大賞・最優秀新人賞を受賞されました。

この春に大学を卒業し、東京で一人暮らしを始めた田中あいみさん。

「休みの日はだいたい外出せず、家で映画を観てゆっくり過ごしていますね。料理が苦手なんですが、かと言って1人で外食をするのも苦手。『ひとり牛丼』もダメですね。ましてや『ひとり焼肉』なんて無理です（笑）」

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懐かしの昭和歌謡から『悲しい色やね』（上田正樹）を歌った田中あいみさん。

「幼いころ、よく父に連れられて行ったスナックで、おじさまたちがこの曲を歌っており、“かっこいい男性”というイメージがありました。9月6日に発売したカバーアルバム『ソウルフル・ソングス』にも収録しています。他にも『冬のリヴィエラ』『酒と泪と男と女』『大阪で生まれた女』『TAXI』など、全10曲入りです。『冬のリヴィエラ』は、森進一さんが『この歌、あいちゃんに合うよ』と言ってくださったので収録しました」

田中あいみさんの新曲『愛の懺悔じゃないけれど』は、作曲を杉本眞人さんが手掛け、ソウルフルなナンバーに仕上がっています。

「杉本先生の独特な世界観が象徴される曲になっています。女性の心情を表現する難しい楽曲ではありますが、大人なロッカバラードをソウルフルにしっかりと歌い上げたいと思います！」

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愛知県一宮市出身の三船和子さん。歌手を目指して上京したのは15歳のときでした。恩師の遠藤実先生と出会い、1965年（昭和40年）、ミノルフォンレコード第1号歌手として『ベトナムの赤い月』でデビュー。その翌年、『他人船』が大ヒットして一躍人気歌手になりました。

「17歳だったので『他人船』は意味もわからず歌っていましたね。レコーディングのとき、遠藤実先生から菅原都々子さんの『月がとっても青いから』のようにビブラートを利かせて歌ってくれと言われ、その通りに歌ったところ、あとでレコードを聴いてびっくりしました。『私ってこんな声なの？　これから歌手としてやっていけるのかしら』と落ち込んだのを覚えています。ところがヒットして、もう57年も歌い続けているんですよ」