キャスターの辛坊治郎が10月3日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。日本英語検定協会が2025年度から実用英語技能検定(英検)の「準2級」と「2級」の間に新たな級を導入する方針を決めたことを巡り、「子供が減る中、受験者を増やす最もいい方法は級を増やすことだ」と協会の思惑について持論を展開した。
日本英語検定協会は、2025年度から実用英語技能検定(英検)の「準2級」と「2級」の間に新たな級を導入する方針を決めた。新設は31年ぶりとなる。
辛坊)英検の「準2級」は高校1年修了程度、「2級」は高校3年修了程度の学力を目安に、その中間につくる新たな級は高校2年修了程度を想定しているようです。しかし、例えば「1級」~「8級」のように細かくランク付けにしたほうがシンプルだと、私は思うのですが…。
日本英語検定協会の発表資料を見ると、新たな級を導入する理由につて、「小さな成功体験の機会を提供することで、学習者のモチベーションの維持・向上を図る」「『高校生の学び』に寄り添い、高校2 年生にふさわしい英語力が身につけられていることを客観的に示す」としています。これは協会の公式見解です。
私のうがった見方です。子供の数が減っている中、受験者数を増やす最もいい方法は級を増やすことです。級を増やせば、間違いなく受験者は増えます。
私が若い頃には、「準2級」はありませんでした。ちなみに、中学3年のときに「3級」の試験を受け、全問正解しました。すると、協会から表彰式に招待されたんです。でも、ちょうど表彰式の日に、同級生の女の子と東京都練馬区に当時存在した遊園地「豊島園」へ行く約束をしていたので、表彰式は欠席して豊島園へ行きました。自慢話です。
番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)