新潮社の中瀬ゆかりが11月30日(木)、ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』に出演、11月24日に死去した作家の伊集院静さんのエピソードを打ち明けた。
11月24日に73歳で亡くなった作家の伊集院静さんは、多くの小説、エッセイを残した“無頼派”で、交友関係も文壇のみならず、スポーツ・芸能界と幅広く、酒とギャンブルを愛した。新潮社の中瀬ゆかりは、「伊集院さんは、いつもポケットに手を突っ込んで、ちょっと猫背で歩いていて。向こうから大きな人が向かってくるな、と思ったら伊集院さんで、『おお、よぉ』なんて声をかけてくれて、『かっこいいなぁ』と思っていました」と振り返った。
伊集院静さんといえば、元プロ野球選手の松井秀喜さんと親交が深かったが、実は、ふたりが出会うきっかけを作ったのが、当時、新潮社の雑誌「新潮45」の編集長を務めていた中瀬だった。中瀬は、「松井さんと伊集院さんを会わせたのは、私が編集長を務めていた頃の「新潮45」の対談企画だったのですよ。私の方から伊集院さんに『松井秀喜さんが、伊集院さんの本を読んでいて、ファンなので会いませんか?』と事務所に提案したのです。するとその夜、伊集院さんご本人から電話があり、『おう中瀬。松井が俺に会いたがってるって?』と言ってくれたと回顧。
続けて、「後日、すぐに対談企画が成立したのですが、ランチタイムに差し掛かっていたので、ホテルのサンドウィッチをたくさん用意したのです。伊集院さんも、松井さんも、身体の大きい方なので、かなり食べるだろうと思って。なんと、伊集院さん、ひとつもサンドウィッチを食べなかったのですよ。2時間半くらいの対談中、伊集院さんはコーヒーだけ召し上がっていました。そして、対談が終わって、伊集院さんが帰られた直後、用意されていたサンドウィッチを全部口に詰めて(笑) めちゃめちゃお腹空いていたんですね。でも、先輩である伊集院さんが口にしないので、我慢していたんでしょうね」と当時の秘話を語った。
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■番組タイトル:ニッポン放送 『垣花正 あなたとハッピー!』
■放送日時:毎週月曜~木曜 午前8時~11時30分
■パーソナリティ:垣花正
■コメンテーター:森永卓郎(月~水)、中瀬ゆかり(木)
■アシスタント:那須恵理子(月・水)、熊谷実帆(火・木)
■番組メールアドレス:happy@1242.com
■番組ハッシュタグ:#垣花正ハッピー
番組情報
ふつーの男・沖縄県宮古島出身の垣花正がお届けする、ニッポン放送が自信と不安をもってお送りする朝のワイド番組!レギュラー・ゲストとのコンビネーションもバッチリ!今の話題をハッピーにお届けしていきます!