12月13日(水)、伊集院光がパーソナリティを務めるラジオ番組「伊集院光のタネ」(ニッポン放送・毎週火曜~金曜 17時30分~18時)が放送。伊集院が、北海道日本ハムファイターズ・松本剛選手が語るモチベーションアップの方法に理解を示した。
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【プロ野球日本ハム対ロッテ】4回 適時打を放つ日本ハム・松本剛=エスコンフィールド北海道 撮影日:2023年08月16日 写真提供:産経新聞社
この番組では、ホームページ上に様々なテーマを掲載して募集を呼びかけている。今回はその中から、『プロスポーツ選手に聞きたいこと~プロ野球編』というテーマをピックアップして進行した。
松本選手をゲストに迎えてお便りを紹介していく中、伊集院は、「練習のモチベーションが上がらないときは、どうしていますか?」という質問を紹介。この質問を受けて松本選手が、自身のやり方について回答した。
伊集院:気分が上がらないとき、まずはどうします?
松本:僕は、やるって決めたらやります。例えば、走るんだったら走る、打つんだったら打つっていうトレーニング。そこまで決めてたら、「そこは絶対に(練習内容から)切らない」っていうのを作るんですよ。
伊集院:うんうん。
松本:で、ちょっと余力を残すために、決めたうちの順位もつけます。
伊集院:え、どういうこと?
松本:例えば、(練習内容が)『走る』『打つ』『トレーニング』だったら……。トレーニングが一番の優先順位になったときに、キツイですけど、トレーニングは絶対に妥協しない。
伊集院:うん。
松本:オフだったらなんですけど。ほかは余裕を持たせる意味で、多少妥協をしてもいい。やらないことはしないんですけど、ちょっと量を落として。
伊集院:うん。
松本:分かりやすく言えば、例えば30分走るって決めてたら、そこは20分でも許そうと。
伊集院:ラン(走ること)に関しては、いいだろうと。
松本:その代わりトレーニングは、100%やるって決めたら、100%絶対やり切るっていう。ちょっと余力も残すようにはしてますね。
伊集院:ちょっと面白いのは……。また、俺と比べちゃダメなんだけど(笑) ダイエットとかもそうで、0-100(ゼロヒャク)にすると(心が)折れるじゃないですか。必ず、どこかで折れるんですよ。
松本:そうですね。
伊集院:だから、多分0-100(ゼロヒャク)にしちゃうと……多分、それはムリがあるんだろうね。
ニッポン放送・箱崎みどりアナウンサー(番組日替わりパートナー):ですね。
オフシーズンの場合であれば多少の妥協は許しつつも、優先順位が一番上の練習内容だけは必ず全力を注ぐと語った松本選手。これに対し伊集院も、自身のダイエットにも通じる話として理解を示していた。
番組内では、ほかにもたくさんのお便りを紹介。野球選手特有のシステムに関する疑問や、本音に切り込むような質問など、様々な内容を紹介して盛り上がっていた。