アメリカ大リーグの大谷翔平選手が所属するドジャースの本拠地であるロサンゼルスでの初戦となるカージナルス戦(日本時間29日)を観戦するために同地に滞在中の航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏が3月27日、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。大谷選手の専属通訳だった水原一平氏が違法賭博問題で球団を解雇されたことを巡り、「通訳以上の存在だった水原氏の不在により、大谷選手のルーチンが変わってしまい、プレーに何らかの影響が出るのではないか」と不安を漏らした。
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2021年7月、米大リーグ、オールスター戦前日の記者会見で、エンゼルス・大谷翔平の通訳を務める水原一平氏(右)=デンバー(共同)
鳥海)大谷翔平選手のプレーをスタジアムで観戦したことのある人は分かると思うのですが、専属通訳だった水原一平氏は大谷選手のウオーミングアップからずっと付き添っていました。大谷選手にとって通訳以上の存在だった水原氏が違法賭博問題で球団を解雇され不在となったことにより、大谷選手のルーチンが変わってしまい、プレーに何らかの影響が出るのではないかと心配しています。
水原氏は試合ばかりではなく、練習の際にも常に大谷選手に寄り添い、キャッチボールなどの相手もしていました。通訳としての通常の仕事を越えた、マネジャーでもありトレーニング相手でもありました。こうしたことをできる人は他にいないと思います。