今秋開業。B.LEAGUE・アルバルク東京が、待望のホームアリーナを公開

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今秋開業。B.LEAGUE・アルバルク東京が、待望のホームアリーナを公開

TOYOTA ARENA TOKYO とアルバルク東京の 3 選⼿と登壇者

アルバルク東京に、念願のホームアリーナが誕⽣

プロバスケットボールリーグ B.LEAGUE で、現在、中地区 2 位のアルバルク東京が、今年秋に開業予定のホームアリーナ「TOYOTA ARENA TOKYO(トヨタ アリーナ 東京)」を、報道陣に公開しました。
アリーナは、東京都江東区⻘海 1 丁⽬にあったトヨタの体験型テーマパーク「MEGA WEB(メガウェブ)」の跡地に 2023 年 7 ⽉に着⼯、現在 75%の⼯程が終了した事、問い合わせの多さから、このタイミングで報道陣に公開された。
この「TOYOTA ARENA TOKYO」の誕⽣により、これまでの国⽴代々⽊競技場第1体育館・第⼆体育館、有明コロシアム、アリーナ⽴川⽴⾶など、試合会場を点々としてきたアルバルク東京が、念願のホームアリーナを持つことになります。
ALVARK TOKYO(アルバルク東京)https://www.alvark-tokyo.jp/
TOYOTA ARENA TOKYO(トヨタ アリーナ トーキョー)https://www.toyota-arena-tokyo.jp/

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TOYOTA ARENA TOKYOの建設作業は終盤を迎えています

オーバル型の観客席は、誰もがコートを正⾯に⾒て楽しめる

「TOYOTA ARENA TOKYO(トヨタ アリーナ 東京)」は、収容⼈数 10,000 ⼈、⽇本唯⼀とも⾔える楕円(オーバル)型のアリーナで、ほぼ全ての席からバスケットコートを正⾯で⾒る事ができるようになっています。

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どの観客席からも⾒やすいオーバル型を採⽤した TOYOTA ARENA TOKYO

そのほか、2 万⼈規模の NBA アリーナにも匹敵する、⾒やすさと演出に拘った〈3 層構造のセンターハングビジョン〉、国内初という〈2 層のリボンビジョン〉、異なるコンセプトを持つ〈テラススイート〉、⼊退場選⼿を⾄近で観ることができる〈プレーヤーズラウンジ〉、⾷べる楽しみにもこだわったオリジナルの〈常設フードショップ〉、ライブキッチンから出来⽴て料理が提供される〈プレミアムラウンジ〉、⼩さなお⼦さんとも⼀緒に楽しめる〈ファミリールーム〉、⾳に敏感な⽅も楽しめる〈センサリールーム〉、〈パーティーラウンジ〉など、バリエーション豊かな観戦空間が⽤意されています。

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アリーナ内設備予想図

メインアリーナの外には、サブアリーナ、アルバルク東京の練習施設・オフィスが併設されるほか、試合がある⽇もない⽇も、⼀般の⽅がいつでも利⽤できる空間として開放します。屋外バスケットコート(予定)を中⼼とした〈スポーツパーク〉メインアリーナに隣接した多⽬的屋外空間〈ジョイントパーク〉⼀般の貸し出し利⽤(予定)もできる〈サブアリーナ〉訪れた⼈が⾃由に使える空間〈ガーデンテラス〉など、地域の⽅々も利⽤でき、賑わいづくりに貢献するような施設も作られています。
また、スポーツ以外のコンサートなどのエンターテーメントにも利⽤可能で、⾳響・照明なども充実しています。

環境への配慮、サスティナビリティに関しても、4 つの取り組みをあげています。
・環境に配慮した設計と施設管理
国際的な環境性能評価認証システム・LEED 認証プログラム「ゴールド」の取得(国内アリーナ初)を⽬指し、配慮した設計・運⽤を⾏う
・持続可能な運営
使⽤電⼒は再⽣エネルギーを 100%使⽤、アリーナ施設として太陽光パネルを屋上に設置、アリーナで排出するゴミの削減
・誰にもやさしい空間の提供
障害を持つ⽅の使いやすさにこだわった内装
・啓発と実践
・来場者参加型のサスティナビリティ活動

「TOYOTA ARENA TOKYO」は、今秋開業。 こけら落としは、B.LEAGUE・2025-26 シーズンのアルバルク東京ホームゲーム(⽇程など詳細は未定)となる予定です。

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⾒学会に参加したアルバルク東京の安藤周⼈選⼿(左)ライアン・ロシター選⼿(中)テーブス 海選⼿(右)

アルバルク東京の選⼿も、初めて⾒学をしたホームアリーナ

⾒学会には、アルバルク東京の安藤周⼈選⼿、テーブス海選⼿、ライアン・ロシター選⼿も参加。3 選⼿とも、「TOYOTA ARENA TOKYO」の内部を初めて⾒たそうで、報道陣と同じように、キョロキョロと⾊々な所を⾒ていました。
安藤周⼈選⼿は、『今⽇、初めて⾒ました。僕たちも⾊々なアリーナを巡ってきて、今あるアリーナの中で、⼀番良いアリーナだなって、改めて実感しました。まだ出来上がっていませんが、アリーナの外にも、バスケットコートが出来て、試合前でも使えると思うので、試合前でも⾊々な事が楽しめる空間があるのは本当に楽しみです。』
テーブス海選⼿は『今⽇、実際に⾒る事ができてワクワクしています。早く試合をしたいなと思っています。僕は、練習場が併設されているのが⼀番うれしくて、練習と試合が同じ場所で出来るというのは、ホーム感を感じますし、もの凄く楽しみです。』ライアン・ロシター選⼿は『⾮常にワクワクしています。12 年間、⽇本でプレーをして来ましたが、(B.LEAGUE の)1 年⽬と⽐べて、ここまで成⻑した事を実感しました。NBA のアリーナに近いと思いますし、ここで練習と試合が出来る事にワクワクしていますし、完成が待ち遠しいです。』

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TOYOTA ARENA TOKYO のコンセプトを説明するアルバルク東京の林邦彦代表取締役社 ⻑・林洋輔アリーナプランニング部 部⻑

スポーツを⾒る為の最適なアリーナを⽬指して拘りました

2026−27 シーズンから始まる B.LEAGUE PREMIER〈B.⾰新〉により、⽇本全国に 25 の新アリーナ(既存回収含む)が今後誕⽣予定ですが、この「TOYOTA ARENA TOKYO」もその 1 つです。
トヨタアルバルク東京株式会社の林邦彦社⻑も、ホームアリーナの建設には、⼤きな喜びと、こだわりがあったそうです。
林社⻑「B.LEAGUE が始まって 9 シーズン⽬になりますが、私どもホームアリーナという所が、割と転々としてきた 9 シーズンでした。この度、こういう形でホームアリーナとして、皆様に公開できた事は⾮常に嬉しく思っていますし、この地区で、クラブの価値を⾼めていかなければいけないなと、気が引き締まる思いです。
こだわりは間違いなく、スポーツを⾒る為には最適な、スタンドの建て⽅や椅⼦。スポーツに最適な環境に整えるというところでは、既存のアリーナ、計画されているアリーナとの差別化が出来ているかなと思います。そしてアリーナだけじゃない、2 つのパークや、スペースがありますが、これは近隣の⽅々も来て楽しめる場所、地域と密接したような所という事で、ここも特徴かなと思います。

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TOYOTA ARENA TOKYO の建設⽅法を説明する⿅島建設株式会社 辻岡展宏 ⼯事事務所 副所⻑

⿅島建設が作ったスポーツ施設の中でも、間違いなく代表作

今回、「TOYOTA ARENA TOKYO」の施⼯を担当したのは、⿅島建設株式会社。サッカーの埼⽟スタジアム 2002 や、プロ野球の宮城球場など、数々のスポーツ・レクリエーション施設を⼿掛けて来ました。⼯期は 2023 年 7 ⽉〜2025 年 6 ⽉の 23 ヶ⽉。これはB.LEAGUE2025〜26 年シーズンの開幕に合わせたものですが、短い⼯期に対応する為に、事前の話し合いが功を奏していると、⾒学会で登壇した⿅島建設株式会社 ⼯事事務所 副所⻑の辻岡さんは話しました。

『なかなかこういうタイミング(建設途中)で、メディアの皆さんに⾒ていただく事はないので、⾮常に嬉しいです。今回は⾮常に難⼯事で、⼯期も短いことから、施⼯者だけではなくて、トヨタ不動産様やアルバルク東京様と、かなり早い段階から進めていったのですが、何度も打ち合わせをして、⾮常に協⼒して頂いて、ここまで来たという感じです。実は、早めの打ち合わせ、モノ決めをして頂いたので、全国的に逼迫している設備⼯事を前倒しで、鉄⾻⼯事と共に、配管やダクトを設置する事が出来ました。その事によって、労務が逼迫してくる⼭を平準化出来ています。それ(短い⼯期に対応出来た事)が⼤きいのではないかなと思っています。
まだ、5.5 ヶ⽉残っていますが、残り安全に、ここまで無事故で来ておりますので、最後まで⾏きたいなと思っています。
発注者様・運営者様と同じなのですが、お客様にどれだけ良い体験をして頂くか、という所をポイントに作り込んでいますので、観客席ひとつひとつもそうですし、来られるお客様が快適に過ごす事ができる建物を引き渡したいなと思っています。
ユニバーサルデザインとして、障がいのある⽅、お年寄り、お⼦さんなど、⾊々な⽅が快適に過ごせるようにデザインされています。⿅島建設が作ったスポーツ施設の中でも、間違いなく代表作になると思います。』

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