
市川由紀乃
ニッポン放送のイマジンスタジオから演歌・歌謡曲・J-POPのライブショーをお届けする『中山秀征の有楽町で逢いまSHOW♪』(毎週日曜朝5時30分〜/司会:中山秀征・アシスタント石川みゆき)、10月12日放送分の収録が行われました。

石川みゆき、石原まさし、市川由紀乃、山下絵理、中山秀征
今回のゲストは、市川由紀乃さん、山下絵理さん、石原まさしさんです。

山下絵理
山下絵理さんは、シンガーソングライターとして活動する一方、「ellie(えりー)」の名でも音楽活動を続けています。その実力が認められ、今年「作曲家・三木たかし生誕80周年記念プロジェクト」にシンガーとして抜擢され、メジャーデビューを果たしました。
懐かしの昭和歌謡から『時の流れに身をまかせ』を歌った山下さん。
「亡くなった母がテレサ・テンさんのファンで、三木たかし先生の楽曲を歌うときに『お母さん、この歌が好きだったなぁ』と真っ先に思い浮かぶ曲でした」
メジャーデビュー曲『水の都』は、作曲家・三木たかしさんが生前に書き下ろした未発表曲で、作詞は、DA PUMPの「U.S.A.」などで知られるshungo.さんが手がけました。
『水の都』を歌う際、プロデューサーからは次のような言葉があったそうです。
「三木たかしのメロディーには、日本人にしか出せない、どこか懐かしく情緒と余白を感じさせる個性がある。だけど、昭和のように男性の三歩後ろを歩く女性ではなく、令和にふさわしい――太陽のように輝き、そこにいるだけで周りを照らすような女性像として楽曲をアップデートしてほしい…と。そんな世界観を楽曲から感じ取っていただけたら嬉しいです」

山下絵理、中山秀征、石川みゆき
25年の活動歴がある山下絵理さんは、『仮歌の女王』の異名を持ち、人気アイドルから萌え系まで、数えきれないほどのアーティストたちをガイドボーカルで支えてきました。黒子に徹してきましたが、『作曲家・三木たかし生誕80周年記念プロジェクト』の歌手として大抜擢され、メジャーデビューしました。
「キャンペーンで各地のショッピングモールに出かけて歌うのですが、トークで何をしゃべっていいか、戸惑うこともありました。いまはステージから見えるお客さんの表情を感じ取りながら、一人ひとりの反応を心に刻んで歌っています」

石原まさし
石原まさしさんは、沖縄県沖縄市出身の21歳。2020年3月10日、『田原 城山 草枕』で15歳のときにデビューしました。
懐かしの昭和歌謡から『ふるさとのはなしをしよう』(北原謙二)を披露した石原まさしさん。
「北原謙二さんの独特な歌唱法がクセになる、好きな一曲です。1番から3番まで、それぞれの歌詞を自分の故郷の景色に置き換えて想像すると、幼少期の数え切れない思い出がよみがえってきます」
新曲『オキナワ讃歌』は5月7日に発売。作曲は、沖縄音楽界の巨匠・喜納昌吉さんです。
「今年、甲子園で沖縄尚学が優勝したことも話題になりましたが、喜納さんは高校野球の応援歌になった『ハイサイおじさん』の生みの親でもあります。この『オキナワ讃歌』も、皆さんに愛される応援歌になればと思っています」

石原まさし、中山秀征
1年ぶりにパーマをかけたという石原まさしさん。21歳とは思えないほど大人っぽい印象になりました。
「人生で3回目のパーマです。その気になればやってみたい髪型もいろいろあるんですが、今回は後ろに流れるようなスタイルにしてもらいました。以前、ブラウンを入れたこともあります。近年までは『俺はパーマなんかやらない』と、ちょっとした意地を張っていたんですが、まわりの人たちを見たり、自分の髪型に飽きてきたりして、最近は髪に寄り添うことが多くなりました。目標は『見た目、若者』になることです(笑)」

市川由紀乃
市川由紀乃さんは、埼玉県さいたま市出身。1993年に『おんなの祭り』でデビューしました。
代表曲のひとつ、2015年のヒット曲『命咲かせて』を披露すると、会場のファンからは歌の合間に「由紀乃!」と『由紀乃コール』が飛び交いました。
「この曲は、『由紀乃コール』をかけていただけるので、ファンの皆さんと一緒に心が一つになる、大切な一曲になっています」
新曲『朧(おぼろ)』は、作詞が松井五郎さん、作曲が幸耕平さんによる作品です。
「先生方が魂を込めて、新たな歌手人生の始まりにふさわしい作品を作ってくださいました。それから着物の柄にも注目してほしいですね。『朧』をイメージした衣装で、半分が紬、半分が染め物の『片身替わり(かたみがわり)』というお着物です」

市川由紀乃、中山秀征
市川由紀乃さんは、2年ぶりの番組出演です。2024年6月に病気療養のため活動を休止し、2025年2月に復帰。5月には復帰コンサートを開催しました。およそ9か月に及ぶ闘病を経ての復帰ということもあり、中山さんと石川さんから「お帰りなさい!」と声をかけられると、いつもの笑顔で登場された市川由紀乃さん。
療養中には、矢沢永吉さんの著書『成りあがり』を読んでいたそうです。
「矢沢さんの歌声やお言葉に力をいただきました。いまは矢沢さんのバッグなどのグッズを集めるほど、すっかり永ちゃんファンになっています(笑)」
・「市川由紀乃コンサート2025」(11月8日、「神戸国際会館」、11月9日、大阪・岸和田市の「南海浪切ホール」)開催。
・「藤あや子・市川由紀乃 新春特別公演」(名古屋・御園座)2026年1月10日〜17日まで開催。
・「三山ひろし特別公演・市川由紀乃特別出演」(大阪・新歌舞伎座)2026年2月13日〜28日まで開催。
○市川由紀乃さんの詳しい情報は、こちらをご覧ください。
http://ichikawayukino.com
・10月20日、「石原まさし歌謡ショー」(兵庫県・有馬温泉のエクシブ有馬離宮で開催)。
・11月4日、「東亜樹 & 石原まさしコンサート」(東京・文京シビックホールで開催)。
○石原まさしさんの詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://エスプロレコーズ.com/ishihara/