10月4日(土)、お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおと富澤たけしがパーソナリティを務めるラジオ番組「サンドウィッチマン ザ・ラジオショーサタデー」(ニッポン放送・毎週土曜13時~15時)が放送。2013年、楽天イーグルスが初の日本一に輝いたシーズンの功労者でもある美馬学投手が今シーズン限りで現役を引退。引退試合では古巣の楽天を相手に力投した姿に、イーグルスファンである2人も胸を打たれたのだという。

サンドウィッチマン、東島衣里アナウンサー、この日のゲストの井戸田潤(スピードワゴン)
伊達:古巣の楽天イーグルスと戦うわけですよ。引退試合だから1回(のマウンド)に出るわけ。イーグルスも普段はない(打順の)浅村選手がトップバッターでね。
富澤:あれは引退のために1番に置いたっていう。美馬さんのために。
伊達:そうそうそう。美馬さんも(怪我をしていて)肘ぶっ壊れてるから、全然投げれなくて。もう3球目で腱が実は切れたと。
富澤:明らかに(投球が)おかしかったもんね。
伊達:おかしかった。あんなにコントロールが良いピッチャーがさ、浅村さんの背中を通ったり。で、結局フルカウントまで行って。そこで浅村選手の男気というのかな、「フォアボールにさせてなるものか」と、頭付近のボールだったんですけど、それを浅村さんが空振りをして三振。最後三振を奪って終わったんですけどね。
富澤:最後、三振で(引退の)花道を飾るということですよね。
元チームメイトでもある浅村は、美馬の最期である全力の投球に対して“三振”という形で応えたのだ。伊達はそんな「美馬vs浅村」の感動の場面を何度も何度も繰り返し視聴しては余韻に浸っていたのだという。
引退試合終了後、美馬本人から「お花ありがとうございました」という御礼のメールが届いたそうで、それに関して伊達は「右肘ぶっ壊れてるのにどうやってスマホで(メール)打ったのかな?」と現実的な問題点を掲げ、今回の感動トークに唐突な終止符を打ったのであった。