2025年10月25日(土)日本発のプロダンスリーグ「第一生命D.LEAGUE 25-26」が開幕、同日「REGULAR SEASON ROUND.1 開幕戦 BLOCK HYPE」がTOYOTA ARENA TOKYOで行われた。

BLOCK HYPEオープニング (c)第一生命 D.LEAGUE 25-26 ROUND.1
今年で6期目となる25-26 SEASONは、新たにLDH SCREAMとM&A SOUKEN QUANTSの参画し全16チームが戦う。

今シーズンを戦う16チーム (c)D.LEAGUE 25-26
今季からは会場を、東京ガーデンシアターから10月3日に開場したTOYOTA ARENA TOKYOに移し、2ブロック制で1ラウンド2日間開催と、規模を拡大しての開幕を迎えた。

TOYOTA ARENA TOKYO(東京都江東区)
LDH SCREAMは、EXILEや三代目 J SOUL BROTHERSなどを擁するLDHのチームで、チームオーナーをEXILE HIRO、ディレクターをEXILE NAOTOが務める。オーディションを経て2025年7月に誕生。平均年齢17歳、新進気鋭の集団。M&A SOUKEN QUANTSはアニメーションスタイルと呼ばれる特殊なダンススタイルを軸にしたチームで、多様な才能と技術を持つダンサー12人が集結し、チームダンスと音楽の力で観客の心を動かしていく。
そして、ジャッジ方法が獲得項目数から獲得割合へリニューアル。「テクニック」「コレオグラフィー」「シンクロパフォーマンス」「エースパフォーマンス」「会場ジャッジ」「配信ジャッジ」全6項目で2チーム合計100%のうち、より多くの割合を獲得したチームが勝利となる。
25日に開催されたのはBLOCK HYPE。24-25シーズン王者のCyberAgent Legit、avex ROYALBRATS、Benefit one MONOLIZ、dip BATTLES、KOSÉ 8ROCKS、LDH SCREAM、Lit::X、Medical Concierge I‘moonの8チームからなる。

CyberAgent Legit (c)第一生命 D.LEAGUE 25-26 ROUND.1
■新規参画LDH SCREAMが、D.LEAGUE初陣勝利!
1st MATCHはCyberAgent Legit vs. List::X。Lit::Xは新メンバーYuseiを加え、昨シーズンの人気作をオマージュしたショーで会場を盛り上げるも、再び“挑戦者”としてスタートを切る力強さと勢いを込めたCyberAgent Legitが勝利を上げた。
2nd MATCHはavex ROYALBRATS vs. LDH SCREAM。今シーズンからディレクターにPURIが就任し新体制となったavex ROYALBRATS。8人そろいの白スーツに身を包み、ファンキーさとセクシーさを兼ね備えた作品で魅了。迎え撃つLDH SCREAMは「Nice to meet you」をテーマに、チームらしさ全開のHIP HOPで会場を沸かせた。結果は僅差でLDH SCREAMが勝利。D.LEAGUE初陣を白星で飾った。

LDH SCREAM (c)第一生命 D.LEAGUE 25-26 ROUND.1
3rd MATCHはBenefit one MONOLIZ vs. Medical Concierge I‘moon。Benefit one MONOLIZは22-23シーズンまでチームに所属していたKeijiroがカムバック。SPダンサーにSORAとともに、フラッグを用いてステージ全体を使った壮大な作品を披露。しかし、後攻・Medical Concierge I‘moonが、JAZZをメインにLockin’、WACCKなどのジャンルの引きだしの多さを存分に生かしたパワフルな作品で勝利。
この日ラストとなる4th MATCHはKOSÉ 8ROCKS vs. dip BATTLES。KOSÉ 8ROCKSのテーマは「TAKE BACK」。昨シーズンのCHAMPIONSHIPで初戦敗退となった日から止まってしまった時間を取り戻すかのように、ダイナミックなパワームーブや繊細なフットワークを繰り出し、Poppin‘やHOUSEを武器に昨シーズン大躍進を遂げたdip BATTLESを下した。

Medical Concierge I'moon (c)第一生命 D.LEAGUE 25-26 ROUND.1
■KOSÉ 8ROCKS・Shigekix「新ルールの中でも“ブレイキンの可能性”に挑戦していく」
開幕戦BLOCK HYPEの1位に立ったのは、CyberAgent Legit。リーダーのTAKUMIは、「今シーズンからルール変更もある中で勝ちを得られて安心した」と安堵の様子。ここからさらに続いていくシーズンについては「多くの方に夢を届けられるよう、一つでも多く勝利を積み重ねたい」と語った。
LDH SCREAMリーダーの來夢は、初勝利に喜びを見せるも、実際にパフォーマンスを経て、「強み・弱みが分かったので、今後の勝利に繋げていきたい」と振り返った。
Medical Concierge I‘moonリーダー・Serinaは、この日ステージ上に立った新メンバー3人がチームのレベルを底上げしてくれているとし、これからも“女性らしさとパワー”で今シーズンはチーム初のCHAMPIONSHIPを狙っていくと意気込んだ。
そして、この日ACEを務め、MDV(最優秀ダンサー)に選ばれたKOSÉ 8ROCKSのShigekixは「この賞は自分一人の力ではなく、チームで獲ったものだと思っている」と振り返った上で、今シーズの新ルールの中でも“ブレイキンの可能性”に挑戦していくと誓った。

KOSÉ-8ROCKS (c)第一生命 D.LEAGUE 25-26 ROUND.1
■【結果】「第一生命D.LEAGUE 25-26 REGULAR SEASON ROUND.1 開幕戦 BLOCK HYPE」
1st Match:CyberAgent Legit○ vs. ●List::X(68.7-31.3)
2nd Match:avex ROYALBRATS● vs. ○LDH SCREAM(47.0-53.0)
3th Match:Benefit one MONOLIZ● vs. ○Medical Concierge I’moon(46.3-53.7)
4th Match:KOSÉ 8ROCKS○ vs. ●dip BATTLES(51.2-48.8)
2日目(REGULAR SEASON ROUND.1 開幕戦 BLOCK VIBE)のレポートは 【こちら】
