『ほどなく、お別れです』浜辺美波×目黒蓮、愛する人との“お別れ”を描いたヒューマンドラマ

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Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね【第1294回】

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画・ドラマを発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。

今回は、2月6日から公開された『ほどなく、お別れです』と『パンダのすごい世界』をご紹介します。

『ほどなく、お別れです』浜辺美波×目黒蓮、愛する人との“お別れ”を描いたヒューマンドラマ

画像を見る(全13枚) (C)2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 (C)長月天音/小学館

『ほどなく、お別れです』全世代が共感!悲しみと優しさに満ちた感動作

長月天音による同名小説のシリーズを実写映画化した『ほどなく、お別れです』。葬儀会社を舞台に、霊が見えてしまうという不思議な力を持つヒロインと、彼女の能力に目をつけた葬祭プランナーが、“最高の葬儀”を目指すハートフルストーリーです。

原作に惚れ込んだ三木孝浩監督がメガホンを取り、“葬儀”や“死”といったテーマを全世代の心に響く人間ドラマへと昇華させました。

『ほどなく、お別れです』浜辺美波×目黒蓮、愛する人との“お別れ”を描いたヒューマンドラマ

(C)2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 (C)長月天音/小学館

『ほどなく、お別れです』のあらすじ

就職活動で連戦連敗を重ねている清水美空。ある日、知人の葬儀に訪れた彼女に運命を変える出会いが訪れる。“亡くなった人の声を聞くことができる”という彼女の秘密に気づいた葬祭プランナー・漆原礼二から、葬儀の仕事をしてみないかとスカウトされたのだ。

葬儀会社「板東会館」のインターンとして漆原とタッグを組むことになった美空は、さまざまな家族の葬儀を担当することに。遺族、そして故人が抱える深い喪失に触れる中で、常に冷静で完全無欠な漆原にも悲しい過去があることを知り……。

『ほどなく、お別れです』浜辺美波×目黒蓮、愛する人との“お別れ”を描いたヒューマンドラマ

(C)2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 (C)長月天音/小学館

『ほどなく、お別れです』のみどころ

ヒロイン・清水美空を演じたのは、いまや国民的女優として人気を博す浜辺美波。葬儀社のスタッフと共に仕事に邁進し、やがては自身の不思議な力とも向き合っていく姿を瑞々しく演じています。

そんな美空を指南する漆原礼二に扮したのは、出演作が次々と話題になる目黒蓮。漆原は葬祭プランナーであると同時に、遺体を棺に納めるために処置を行う納棺師としての顔も持つ役どころ。ひとつひとつの所作が美しく、遺族や故人に対して誠実に接する人物を情感豊かに体現しています。

共演には森田望智、光石研、鈴木浩介、永作博美、夏木マリなど、実力派キャストが集結。さらに北村匠海、志田未来、久保史緒里、原田泰造をはじめ、主演クラスの豪華な顔ぶれがズラリ。大切な人の死と直面し、やり場のない悲しみに遭遇する。その繊細な演技にも注目です。

『ほどなく、お別れです』浜辺美波×目黒蓮、愛する人との“お別れ”を描いたヒューマンドラマ

(C)2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 (C)長月天音/小学館

タイトルにもなっている「ほどなく、お別れです」とは、出棺の際、遺族や故人に対して漆原がかける言葉。静粛な語り口からは漆原の優しい心遣いが滲み出ており、美空はそんな彼の仕事に対する姿勢に感化されて、葬祭プランナーを目指すこととなります。

“死”という人生の終末に焦点を当てた作品ですが、決して悲しいだけの物語ではないのが本作の特徴。「ほどなく、お別れです」に込められた本当の意味に気づいた瞬間、悲しみ以上に、前を向いて歩いていく勇気と希望が感じられる映画となっています。

心震わせる命の物語。スクリーンでじっくりと向き合ってみてください。

『ほどなく、お別れです』浜辺美波×目黒蓮、愛する人との“お別れ”を描いたヒューマンドラマ

パンダのすごい世界

『パンダのすごい世界』ほんと、パンダって愛らしくてすごいんです!

上野動物園の双子のパンダ、シャオシャオとレイレイが中国に返還され、54年ぶりに国内が“ゼロパンダ”となってしまった日本。パンダロスを嘆くあなたに、これでもかとパンダを堪能できる映画が公開されました。それが『パンダのすごい世界』。

本作は、中国四川省、北京、香港に点在するパンダ保護・研究センターで暮らすジャイアントパンダたちに密着し、誕生から育成、野生復帰の訓練、国際的な文化交流、そして老後の生活まで、パンダの一生に迫ったドキュメンタリー映画。可愛らしくて個性的なパンダの様子を映し出すと同時に、人間と自然の共生を問いかける一作となっています。

2023年まで上野動物園で過ごしたシャンシャンも、チラリと登場。その姿を認識できた人は、間違いなくパンダ通! 次から次へと登場する、愛らしいパンダたちに会いにきて。

『ほどなく、お別れです』浜辺美波×目黒蓮、愛する人との“お別れ”を描いたヒューマンドラマ

(C)2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 (C)長月天音/小学館

<作品情報>
ほどなく、お別れです
2026年2月6日(金)から全国東宝系にてロードショー

出演:
浜辺美波 目黒蓮
森田望智 / 古川琴音 北村匠海 志田未来 渡邊圭祐
野波麻帆 西垣匠 久保史緒里 / 原田泰造
光石研 鈴木浩介 永作博美
夏木マリ

原作: 長月天音「ほどなく、お別れです」シリーズ(小学館文庫刊)
監督: 三木孝浩
脚本監修: 岡田惠和
脚本: 本田隆朗
音楽: 亀田誠治
主題歌: 手嶌葵「アメイジング・グレイス」(ビクターエンタテインメント)
配給: 東宝
(C)2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 (C)長月天音/小学館
公式サイト https://hodonaku-movie.toho.co.jp/

『ほどなく、お別れです』浜辺美波×目黒蓮、愛する人との“お別れ”を描いたヒューマンドラマ

パンダのすごい世界

<作品情報>
パンダのすごい世界
2026年2月6日(金)からTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開

出演:シエンシエン ルイルイ シャオルー シャオジアン ファーファー
監督:ビボ・リャン
日本語版ナレーション:遠藤憲一
英題:The Panda Adventure
配給:アンプラグド
公式サイト https://unpfilm.com/pandas/

連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/

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