国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2026 Exhibition Presented by 東京建物|Brillia」カー・ハン・ムイ氏《無題》が2,943点からグランプリに

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株式会社ヘラルボニー(以下、ヘラルボニー)は、自社が主催する国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2026 Exhibition Presented by 東京建物|Brillia」の授賞式を 5 月 27 日(水)にパレスホテル東京で開催した。

国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2026 Exhibition Presented by 東京建物|Brillia」カー・ハン・ムイ氏《無題》が2,943点からグランプリに

photo by 橋本 美花

グランプリは、オランダ在住のカー・ハン・ムイ氏の作品《Zonder titel(無題)》。世界 77 の国と地域、1,342 名のアーティストによる応募作品総数 2,943 点の頂点に輝いた。グランプリ受賞作家には、創作活動を奨励する資金として賞金 300 万円が贈られるほか、ヘラルボニーとの作家契約を締結し、さまざまなライセンス起用を通じて、国内外への発信を強化していく。

グランプリのほか、審査員がそれぞれ独自の視点で作品を選出する審査員特別賞には、4 名の作品が選ばれた。さらに、企業賞では 9 名の作家が受賞。企業賞は各社でのサービス・プロダクト・事業のいずれかに採用される予定で、「出口のあるアワード」として、企業とのコラボレーションを通じて、作家の異彩が社会へ発露する機会を創出していく。

国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2026 Exhibition Presented by 東京建物|Brillia」カー・ハン・ムイ氏《無題》が2,943点からグランプリに

カー・ハン・ムイ(オランダ)《Zonder titel(無題)》/ 制作年:2023 画材:色鉛筆、紙 サイズ:704×1030mm

■グランプリ受賞作品

グランプリに輝いたのは、オランダ在住のカー・ハン・ムイ氏の作品《Zonder titel(無題)》。壇上にて、「HERALBONY Art Prize」のロゴを象ったトロフィーが授与された。グランプリのカー・ハン・ムイ氏の家族は以下のようにコメントした。

国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2026 Exhibition Presented by 東京建物|Brillia」カー・ハン・ムイ氏《無題》が2,943点からグランプリに

photo by 橋本 美花

「弟に代わり、お礼を申し上げます 。オーガナイズしていただいたヘラルボニー、弟の創作を日々支えてくれているアトリエのスタッフ、特に、日本まで一緒に来てくださったアトリエのスタッフであるアネット・フィッシャーに感謝を申し上げます。今夜は、素晴らしい言葉の数々を聞きました。障害のある作家のアートが世界に認められていることを認識し、非常に嬉しく思っています。

また、私は弟をとても誇りにも思いました。でも正直、賞はどうでもいいんです。ただ彼が好きに絵を描いて、好きなことが出来ることが、私にとっては一番大事なんです」

国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2026 Exhibition Presented by 東京建物|Brillia」カー・ハン・ムイ氏《無題》が2,943点からグランプリに

photo by 橋本 美花

■9 名のアーティストが企業賞を受賞

「企業賞」はプラチナパートナーの東京建物株式会社、ゴールドパートナーの株式会社三井住友フィナンシャルグループ、西村あさひ法律事務所・外国法共同事業、株式会社ジンズ、セイコーエプソン株式会社、株式会社サンゲツ、貝印株式会社、東日本旅客鉄道株式会社、トヨタ自動車株式会社より授与された。受賞作品は、各企業のサービス・プロダクト・事業のいずれかに採用される予定。

国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2026 Exhibition Presented by 東京建物|Brillia」カー・ハン・ムイ氏《無題》が2,943点からグランプリに

時永 蒼生(日本)《20210425》(2021) / 東京建物|Brillia 賞

 

国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2026 Exhibition Presented by 東京建物|Brillia」カー・ハン・ムイ氏《無題》が2,943点からグランプリに

左:カミジョウ ミカ(日本)《イエローで白い黒の進化》(2025)/ 審査員:黒澤 浩美(株式会社へラルボニーCAO)
右:ルイス・フェリペ・ダビラ(コロンビア)《HACIA MI DESEO(私の願いの方へ)》(1988)/ 審査員: ハリエット・サーモン(米国 / サンフランシスコ)(Creativity Explored アート・パート ナーシップ ディレクター)

 

国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2026 Exhibition Presented by 東京建物|Brillia」カー・ハン・ムイ氏《無題》が2,943点からグランプリに

左:矢野 琴乃(日本)《パクチちゃん》(2025) / JINS賞
右:中野 道人(日本)《Difference》(2025) / エプソン賞

 

国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2026 Exhibition Presented by 東京建物|Brillia」カー・ハン・ムイ氏《無題》が2,943点からグランプリに

左:むろはら まい(日本)《いえいえ》(2025) / sangetsu 賞
右:レモコ-レイコ(日本)《重なる連なり、連なる重なり。》(2025) / 貝印 賞

 

国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2026 Exhibition Presented by 東京建物|Brillia」カー・ハン・ムイ氏《無題》が2,943点からグランプリに

左:KIYO(日本)《希望》(2025) / JR 東日本 賞
右:Yuina(日本)《無題》(2024) / トヨタ自動車 賞

 

■4名のアーティストが審査員特別賞を受賞

国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2026 Exhibition Presented by 東京建物|Brillia」カー・ハン・ムイ氏《無題》が2,943点からグランプリに

photo by 橋本 美花

4名の審査員がそれぞれ独自の視点で作品を選出。
※「ハリエット・サーモン賞」を受賞したコロンビア在住の作家ルイス・フェリペ・ダビラ氏は、代理人として家族が参加。

国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2026 Exhibition Presented by 東京建物|Brillia」カー・ハン・ムイ氏《無題》が2,943点からグランプリに

左:カミジョウ ミカ(日本)《イエローで白い黒の進化》(2025)/ 審査員:黒澤 浩美(株式会社へラルボニーCAO)
右:ルイス・フェリペ・ダビラ(コロンビア)《HACIA MI DESEO(私の願いの方へ)》(1988)/ 審査員: ハリエット・サーモン(米国 / サンフランシスコ)(Creativity Explored アート・パート ナーシップ ディレクター)

国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2026 Exhibition Presented by 東京建物|Brillia」カー・ハン・ムイ氏《無題》が2,943点からグランプリに

左:オーシャン(アメリカ)《Time Got Away From Me 1(私から過ぎ去った時間 1)》(2025)/ 審査員:クラウス・メッヘライン(ドイツ/ミュンヘン)(EUWARD アーカイブおよびアトリエ・アウグスティヌム(アウグスティヌム財団)ディレクター兼キュレーター)
右:鳥山シュウ(日本)《つみかさなる》(2025)/ 審査員:日比野 克彦(アーティスト / 東京藝術大学長)

■審査員・黒澤浩美氏の総評

HERALBONY Art Prize は今回で3年目を迎えますが、ますます力強く、独自性が発揮され、多様な挑戦が見られました。今年は約 3,000 点もの、新しい作品との出会いがありました。全ての作品に、作家の人生、時間が詰まっています。だからこそ、審査員も決して見逃すことがないよう、心を砕いて審査を行いました。

ヘラルボニーは、「Beyond Labels」というブランドステートメントを掲げています。ビヨンドは超えていく、レーベルはラベルです。ラベルというものは、物事や存在を分かりやすくする役割もありますが、ラベルが付けられると誰かをその中に押し込めてしまうこともあるかと思います。私たちはそれを、超えていきたい、超えていくんだという決意が「Beyond Labels」という言葉には込められています。

もし今日、この場から何か一つメッセージを持ち帰っていただけるとしたら、「障害者アート」という一括りのラベルがあるのではなく、一人ひとりのクリエイターに、それぞれ固有の名前が先にあるということです。一人ひとりの存在や人生に、是非フォーカスしていただきたい。

「障害者アート」という言葉でくくったときに、その枠にはめることで見過ごしているものがあるのではないかと問いたいのです。「障害のある人」が作品を作っているのではなく、名前がある一人ひとりのクリエイターが同時代に生きながら作品を発表してるということを、私自身も今日、この場所で改めて強く感じました。

ヘラルボニーの「Beyond Labels」というメッセージが特別なものではなく、当たり前のものとして根付いていくように、これからも歩みを進めてまいります。

国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2026 Exhibition Presented by 東京建物|Brillia」カー・ハン・ムイ氏《無題》が2,943点からグランプリに

photo by 橋本 美花

■授賞式の様子

授賞式には国内外の作家・総勢34名が出席した。

国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2026 Exhibition Presented by 東京建物|Brillia」カー・ハン・ムイ氏《無題》が2,943点からグランプリに

photo by 橋本 美花

■世界の異彩が集うアート展「HERALBONY Art Prize 2026 Exhibition Presented by東京建物|Brillia 」5 月 30 日(土)より大手町にて開幕

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photo by 鈴木穣蔵

 

国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2026 Exhibition Presented by 東京建物|Brillia」カー・ハン・ムイ氏《無題》が2,943点からグランプリに

photo by 鈴木穣蔵

 

国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2026 Exhibition Presented by 東京建物|Brillia」カー・ハン・ムイ氏《無題》が2,943点からグランプリに

photo by 鈴木穣蔵

5月30日(土)より、東京大手町にある国内最大級のギャラリー、三井住友銀行東館 1F のアース・ガーデンにて開催。グランプリをはじめとする受賞作品、最終選出作品全 62 作品を鑑賞できる。

■展覧会概要
展覧会タイトル:「HERALBONY Art Prize 2026 Exhibition Presented by 東京建|Brillia」
会期:2026 年 5 月 30 日(土)〜 6 月 27 日(土)
時間:10:00~18:00
料金:入場無料
会場:三井住友銀行東館 1F アース・ガーデン(東京都千代田区丸の内 1-3-2)
空間施工:株式会社スーパーファクトリー
デザイン:6D
キュレーション:黒澤浩美(ヘラルボニーCAO)
主催:株式会社ヘラルボニー
■展覧会特設サイト
日本語:https://artprize.heralbony.jp/
英語:https://artprize.heralbony.jp/en/

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