真打ち登場!サッカー女子日本代表・高倉麻子監督(48歳) スポーツ人間模様

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今朝のスポーツ紙で大きく取り上げられています!

“2020年東京オリンピックで金メダル宣言!”

なでしこジャパンの新監督に、U-20女子日本代表の高倉麻子監督が就任することになりました。
この高倉監督、知れば知るほど本当の意味での女子サッカーの草分けのような方で、澤穂希が憧れ仰ぎ見た存在。
日本女子サッカーのパイオニアで、エース。

福島県福島市出身で、当時は近所に女子のチームがなかった。
そのために、毎週末には、上京してサッカーに取り組み、平日は男子にまじって練習を行ったという伝説の選手です。
1989年に開幕した、なでしこリーグの前身、日本女子サッカーリーグで、第1号ゴールを記録しました。
1991年のFIFA女子選手権、1995年ワールドカップ・スウェーデン大会、1996年のアトランタ五輪の代表を歴任。
1999年東京ヴェルディのGMをつとめる竹本一彦さんと結婚。
共に指導者のS級ライセンスをもつ夫婦は、おそらく世界で1組かもしれません。
2004年に現役を引退。
指導者に転じてからも、実績は申し分なし。
2015年まで4年連続のAFC女子年間最優秀監督へ選手されている他、2014年にコスタリカで開催されたU-17ワールドカップで世界一になりました。

一方で、佐々木則夫前監督時代の2011年、なでしこがドイツで開催されたワールドを制し、世界の頂点に立ちましたが、最近は年々、女子のサッカー人口が減っていて、選手登録数は約2万5000人。
フットサルよりも約1万人少ない。
なでしこが世界で活躍することで、減少傾向に歯止めをかけるという役割も、高倉監督は背負っています。

リオデジャネイロ五輪の出場資格がない、なでしこは、2019年のワールドカップフランス大会まで大きな大会はありません。
そうはいっても、翌2020年は東京五輪があり、最低でもメダル獲得は至上命令となるでしょう。
はたまた、2023年はワールドカップ開催地に名乗りをあげることが間違いなし。
日本サッカー協会の田嶋幸三会長は、今回の人事に異例のプロセスをとりました。
通常は、理事会の承認を得て、監督が決定します。
しかし、事前の定例理事会で会長へ一任という形になり、25日の女子委員会で高倉監督に一本化。
男女のA代表初の女子監督は、それほどトップの肝いりだった証明です。

ようやく真打ち登場というところですね。期待しましょう、サッカー女子日本代表監督高倉麻子監督。

(原文)青木政司

4月28日(木) 高嶋ひでたけのあさラジ!「スポーツ人間模様」

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