『コイントス』とは
コインが落ちた時の裏表で物事を決めること
『コイントス』とは“硬貨(コイン)などを上に投げて、落ちた時の裏表で物事を決めること“です。
サッカーやアメリカンフットボールといった競技の試合で、先攻と後攻を決める方法として利用されています。
例えばAとBの2つのチームが対戦する場合、審判の方がそれぞれのチームのキャプテンに“コインの表が出たらAチーム、裏が出たらBチーム“と伝えます。
このように審判の方が『表・裏』を決めてしまうケースもあれば、主催チーム(ホームチーム)のキャプテンに、表と裏のどちらかを選ばせることもあるそうです。
『表か裏か』以外の決め方も
他にも『表・裏』ではなく『コインの色とユニフォームの色』で決めることもあるそうです。
どういうことかと言いますと、コインの片面の色が『ブルー』だったとします。
そして試合をする片方のチームのユニフォームの色が、コインと同じ『ブルー』だった場合、そのチームを『ブルー』と最初に決めてしまいます。
こうしてコインの『表』と『裏』、あるいは『色』でチーム分けが決まったところで、審判の方がコインを空中に投げます。
そして落ちて来たコインを、手のひらや手の甲で受け止めるか、または地面に落として、上になっている面を確認します。
その時、コインの面が『表』だったら、Aチームが・・『裏』だったらBチームの勝ちになります。(どちらのサイドを選ぶかなど、選択権を得ることが出来ます)
色で判断する場合、『ブルー』が上なら、青のユニフォームのチームの勝ちということです。
使うコインの決まりは?
そんな“コイントスで使われるコイン”ですが、『表』と『裏』が明らかに区別できるものであれば、特に決まりはないそうです。
そうは言いましても、その競技や試合に合わせた専用のコインを使うように、指定されることもあるそうです。
他にも『スポーツメーカーが製造・販売しているコイン』だったり、外国人の審判の方の場合、自分の国のコインを使うこともあるそうです。
(2016/5/19放送分より)
スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい
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