瀬戸内寂聴 今ある深い悲しみも時が忘れさせてくれます
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第449回 残された人の悲しみは「日にち薬」といって時が忘れさせてくれるのを待つしかありません。どうぞ亡くなった人の後を追うなどと考えないで、絶望の中にも明日の光を信じて、強く生き…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第449回 残された人の悲しみは「日にち薬」といって時が忘れさせてくれるのを待つしかありません。どうぞ亡くなった人の後を追うなどと考えないで、絶望の中にも明日の光を信じて、強く生き…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第448回 お釈迦さまは、互いに怨みをもっている人間がこの世にいることを認めています。その上で、相手を怨まずに楽しく生きよ、プラス思考で生きよとおっしゃっています。 瀬戸内寂聴 撮…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第447回 私は、怪我をしたのに「良かった」と思ったことがあります。良いことが続くと危ないのです。大難(だいなん)を小難(しょうなん)で補(おぎな)ったと思えば、怪我も有難く思えて…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第446回 心は、一人ひとりみんな違っているということを理解しようとしないから、世の中がダメになったのだと思います。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第445回 お釈迦さまの教えに「良い友達と交(まじ)われ。悪い友達と交わるな」とあります。良くない相手だと思ったら、自然に自然に遠ざかることです。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第444回 私は死ぬのが怖くありません。思えば「出家」とは生きながら死ぬことでした。私の魂はすでに、あの世とこの世を自在に往来しているもののようです。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第443回 生まれた瞬間、人は避けられない「死」の日に向かって歩み出します。その道の長さは誰も知りません。これが人生です。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第442回 潔い生き方とは、嫌なことはさっと忘れ、今を精一杯生きることにひたすら情熱を傾け、自分で選んだ道は自分で責任を持つ。そんな生き方だと私は思います。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第441回 すべてを仏さまにお預けし、お任せすると、生きるのが楽になって、毎日がとても楽しくなります。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第440回 今の世の中の一番悪いところは、自分さえ良ければいいという考えが当たり前になったことです。つまり利己主義が蔓延しているのです。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第439回 「苦」の原因は、人間の心の無明(むみょう)から生まれる煩悩(ぼんのう)です。 煩悩とは、人間の欲望が生む悩みのことです。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第438回 お釈迦さまは「この世は苦だ」とおっしゃいました。しかし、その苦しみは耐えるだけの値打ちがあるのです。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第437回 人は何のために生まれてくるのでしょうか。 一人ひとりが自分の生命(いのち)を大切にして、自分が幸せになるように生まれてきたのだと思います。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第436回 一寸先はわからないのが無常です。いつ、自分が病院で見舞われる立場になるかわかりません。だからこそ、悔いのないように毎日を生き切りましょう。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第435回 私は、死ぬ瞬間まで、何かをやりたいという気持ちを持ち続けたいと思っています。 そう思うだけで、何気ない毎日にハリが出てきますよ。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第434回 人を怨んだり、憎んだりしても、結局自分が傷つくだけです。人を怨むと、体に毒素が溜まります。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第433回 死んでも魂は残って、愛する人とのところにやって来ていると思います。そして、愛する人が幸せであるように、一生懸命祈って、力づけてくれているのではないでしょうか。 瀬戸内寂…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第432回 「南無」と唱えて、何か大きな存在にすべてを任せます。 任せきる心、この心がその人を救うのです。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第431回 世の中も私たちの生活も、いつ災難が起こるかわかりません。地震、津波、台風など、いつどこで巻き込まれるかわからないのが私たちの日常なのです。ひとときも安心できません。 瀬…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第430回 若さの秘訣と言われても困ります。強いていえば、持ち時間は日々減っていくのだから、嫌なことは一切せずにうんと若い人たちと付き合って、彼らから生気を吸い取ることでしょうか。…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第429回 きっといい人とのめぐり逢いがあります。幸福になれると信じて前向きに生きて下さい。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第428回 人間は、死んだつもりになれば何だって出来るし、道が開かれるものです。 生まれさせてもらった以上、定命(じょうみょう)の尽きる日まで、 苦しくても精一杯生き抜く義務があり…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第427回 死なない秘訣。それは死んでもいいと思うこと。そして、今日したいことは今日のうちにすること。毎日、充実した生(せい)を送っていると、死は遠ざかります。 瀬戸内寂聴 撮影:…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第426回 精神科医で作家の斎藤茂太先生が「一般的にみて、妻に死なれた夫の前途は哀れで、夫と死別した妻の前途は明るい」とおっしゃっていました。言いえて妙だと思いませんか。 瀬戸内寂…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第425回 ひたすら耐え忍ぶしかない「苦」に出会うのはこの世の定めです。どんなに苦しいことがあっても、諦めてはいけません。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第424回 自分の記憶ほど自分に都合良く、事実を曲げて覚えこんでいるものはありません。そのことをよくよく忘れないようにしましょう。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第423回 お釈迦さまは、相手の理解度に応じて分かりやすく法を説いてくださいました。それを「釈迦の対機説法(たいきせっぽう)といいます。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第422回 もし恋愛が降ってきたら、全身で受けるしかありません。相手がとんでもない悪女だったり、詐欺男だったりしてもです。それでも恋愛の雷に打たれた方がいいのです。 瀬戸内寂聴 撮…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第421回 人生には「七難」があります。火難、水難、風難、刀杖難(とうじょうなん)、鬼難(きなん)、枷鎖(かさ)の難、怨賊(おんぞく)の難。この七難を受けた時、観音の御名を称(とな…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第420回 仏教の根本は慈悲です。あげた時、あげた人、あげた物を忘れなさい。その一切を忘れてさせて頂いた行いが慈悲なのです。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ