瀬戸内寂聴 文章の上達法は、うまく書こうと思う心を捨てることです
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1543回 文章の上達法は、うまく書こうと思う心を捨てることです。自分の気持ち素直に書けばいいのです。名文を書こうとすると、臭みのある嫌な文章になります。自然体が一番です。 瀬戸…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1543回 文章の上達法は、うまく書こうと思う心を捨てることです。自分の気持ち素直に書けばいいのです。名文を書こうとすると、臭みのある嫌な文章になります。自然体が一番です。 瀬戸…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1542回 人と人が別れるということは、決して綺麗ごとではなく、相当のエネルギーが必要です。しかし、相手にやり直す気がないなら、自分の人生を生き直す選択も一つの道だと覚悟を決めま…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1541回 私が幼い頃の学校の先生は、どんな生徒に対しても差別せずに教えてくださいました。教育とは知識の受け売りではなく、心から心へ通う智慧の伝達ではないかと思います。 瀬戸内寂…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1540回 考えはいつ変わっても良いのです。人間は成長しているから変化するのです。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴 新刊情報》 〈最新刊〉 寂庵コレクションVol.2…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1539回 仏教でいう「懺悔」とは、毛穴から血の汗が出るくらい真剣に謝ることを言います。口先だけの「ごめんなさい」では駄目です。許されたいと思うなら、真剣に相手と向き合い、心の底…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1538回 今の子供達の国語の知識や学力は、私の子供時代より落ちていると思います。これは、教育というよりも本を読み聞かせたり、読書の機会を増やすことで改善できることです。 瀬戸内…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1537回 私は人間が好きだから、男性でも女性でも好きだと思える人に出逢えると、生きていて良かったなと思います。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴 新刊情報》 〈最新刊…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1536回 日本人は金銭に執着することを、汚らわしいとか、高尚じゃないと思いますが、生きていくには金銭が必要です。少ないお金でも大切にしましょう。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ …
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1535回 自分の欲望を全部満たそうとするから腹が立つのです。欲望が小さければ、これで充分、これで幸せだ、と思えます。だから仏教は欲望を抑えなさいと教えています。 瀬戸内寂聴 撮…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1534回 私は若い頃から、旧(ふる)い道を辿るのが好きでした。自分の影法師だけを相手に歩いて行くと、遠い昔の女達もこの道を歩き、どれほどの涙を沁み込ませていっただろうかと偲ばれ…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1533回 愛する人が死んだら、人は誰しも嘆き悲しみます。そんな時はいくらでも泣いたらいいのです。時が経つと、自然に悲しみが薄らいでいるのに気がつきます。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1532回 一人の人を愛していると思いながら、別の人と浮気をするのは愛が冷えている証拠です。早く別れることがお互いにとって最善の決断です。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1531回 嫉妬の苦しみの中にも学ぶことはたくさんあります。絶望、諦め、自分の愚かさを知り、そしてまた人を愛し、傷つき苦しむ、その繰り返しです。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1530回 鬱病で苦しんでいる人に「頑張れ」と言ってはいけません。その言葉が圧迫になるとお医者さんは言います。おおらかな心で見守ってあげましょう。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ …
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1529回 私はたくさんの経験をしてきました。楽しいことのほうが多かったですよ。生きるに足(た)る世の中です。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴 新刊情報》 〈最新刊〉…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1528回 世界の人を救うのは小さな善行から始まります。何気ない優しさが世界へ通じていくのです。まず自分の生活を大事にして懸命に努力すること。それが世界を大事にすることに繋がりま…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1527回 私は、自分に対して正直であけっぴろげだから、人が私に対して暗い感じを抱かないようです。周りの人が楽しくなるように行動することは、当たり前のことだと思って生きてきました…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1526回 腰を傷めて寝込んでいた時、ちょっと動くだけでも痛くてつらかったので、仰向けに寝ながら自分のお腹に指で『般若心経』を書きました。すると、痛みが消えたのです。是非やってみ…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1525回 祈りにはパワーがあります。声に出して祈ると「言霊(ことだま)」といって、言葉そのものに力が宿ります。だから、声に出して言えることだけを祈りましょう。 瀬戸内寂聴 撮影…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1524回 男性が家計を支えなければならないということはありません。現代は、女性にも活躍の場が多くあります。妻に才能があれば、内助の夫になればいいのです。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1523回 いつでも何かを企むということ、それを必ず実行してみせるということが、私の若さの秘訣だと思います。あなたも心を自由にして、毎日、わくわくどきどき生きてください。 瀬戸内…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1522回 憎しみは人間の苦の一つで、仏教では「怨憎会苦(おんぞうえく)」といいます。嫌いな人を憎んでも、うまくコントロールして、ほどほどに付き合うことが肝要です。 瀬戸内寂聴 …
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1521回 死のうと思い詰めなくたって死ぬときにはあっけなく死ぬのが人間です。慌てて自殺しようと考えるなんてもってのほかです。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴 新刊情…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1520回 怖がることはありません。好きな人がいたら結婚しましょう。それでうまくいかなかったら、離婚したらいいんですよ。何でも経験です。結婚も、出産して親になることも、機会がある…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1519回 戴いた命ですから、惜しみなく残る時間を使いたいものです。召される時はいくらあがいても召されます。仏まかせの人生です。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴 新刊…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1518回 芸術家・岡本太郎は、「芸術家は岐路に立った時、敢然として、危険なほうを選ぶべきだ」と私に言いました。爾来(じらい)、私はその教えを遵奉(じゅんぽう)してきました。 瀬…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1517回 天台座主(てんざいざす)・山田恵諦師(えたいし)は、「幸せというのは思う仕事を存分にして人生を終ること。長寿社会では、自分の仕事をしっかり持つことが肝要」とおっしゃい…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1516回 今は情報が与えられすぎていて、暗くて嫌なものを目にする機会が多いような気がします。情報を選ぶ智慧を育てましょう。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴 新刊情報…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1515回 どちらを向いても不景気な暗い世の中ですが、こんな時こそ、家族や友人たちと支えあって生きていきましょう。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴 新刊情報》 〈最新…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1514回 人生は、大学入試のように答えは一つではありません。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴 新刊情報》 〈最新刊〉 寂庵コレクションVol.2 『あなたは、大丈夫…