「今週のやじうま好奇心は特別企画！日本人力士の逆襲が始まった！ 大相撲七月場所にかける男たち！」
前回5月の時は5人の外国人力士でしたが、今回は5人の日本人力士のインタビューをお送りします。
2日目は、前頭二枚目の正代関です。

現在24歳の若手、182センチ 150キロ。
東京農業大学、大学相撲出身。
現代っ子の受け答えで、時々消極的ながらも素直な性格が印象的ですが、期待の力士です！

時津風部屋で稽古が終わったばかり。お疲れ様です！
朝げいこはいまはどんな段階ですか？

正代）場所が終わって1週間。名古屋場所で動くように、基礎を中心にやっています。

学生横綱に2年でなったあと、1年間は角界に入れるのですが、なぜ大学での勉強を選んだを選んだのでしょうか？

正代）そのときは知らなかったんです。あとから記者の方が教えてくれたが、全然角界に行くつもりはなかった。

先場所六番勝ったことについて、自分ではどう思いますか？

正代）自分の中では大きい。三月場所が終わって、地元にも帰って、大学にも挨拶に行って。
そのとき監督には「2勝13敗だな」と言われたが、自分では「2勝もできるんだ」と思った。そして結果は６勝。
上位の中で印象的だったのはやはり白鵬関。力を見せつけられました。

何回ぐらい対戦したら白鵬に勝てそうですか？

正代）ノーコメントで。横綱に勝ちたい、というのは下の立場からいえばもちろんなのだが。
何番やったら勝てる、とはなかなか言えないので・・・

大イチョウ結ったらやはり横綱を目指したいでしょう？

正代）最終的な目標はもちろん横綱です。

郷里の期待もすごいものがあるでしょう？

正代）この前地元に帰った時は、ふつうはねぎらう言葉が多いんですが、一人だけに「次は頑張れよ」と言われたんです。
「次は」って肩を叩かれてそう言われて、“今回はがんばっていないのかな”と思った。
「はあ」と答えましたが。（～と悔しそうに語る）

故郷は熊本ですが、地震で被害の状況は間に当たりにしましたか？

正代）一番ひどいのは市役所。夜はライトアップしているんですが。瓦屋根の家もひどかったです。

郷土の期待は「相撲」「高校野球」に対して強烈にあります。熊本弁で“がんばります”とお願いします！

正代）いや・・・出ないんですけど。東京弁しか。（～としりごみする）

では・・・立ち合いのことをいつも言われますね。胸を出すとかあごがあがっているとか。その辺はどうですか？

正代）立ち合いのことは直さなくちゃいけないんですが、どうしてもすぐ変えられないんですよね。師匠も「変えよ」と言っているんですが。小学校卒業のころから頭で当たることをやめてしまったんで・・・。

正代関は昔からスゴイ素材で、最高峰の大相撲で行けるところまで行ってほしい。
眼の光に決意を感じました！名古屋場所頑張ってください！

6月14日(火) 高嶋ひでたけのあさラジ！「三菱電機プレゼンツ・ひでたけのやじうま好奇心」より