30歳目前の新入幕!東前頭十五枚目・北はり磨(29歳) スポーツ人間模様

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写真提供:産経新聞社「大相撲 名古屋場所 9日目 十両取組 ○北はり磨(つきおとし)御嶽海×」

7月10日に初日を迎える大相撲名古屋場所。

今日は新入幕を果たした北はり磨をご紹介します。

力士のしこ名は、漢字が定番。ところが、おやっと思うことが、、、インターネット上などでは、ハリがひらがなになっている。本来は石へんに番号の番という漢字が正式ですが、このハリが常用漢字ではない。ということで、ひらがなで明記され、注釈がつけられることが多いのです。

初土俵から85場所目の新入幕は史上9位のスロー出世。
場所後の7月28日に30歳の誕生日を迎える。同期入門は49人。
現在は7人しか残っていないが、その中には、稀勢の里、豪栄道などそうそうたる顔ぶれがいる。

182センチ・126キロ。幕内では最軽量です。
力士の平均体重は150~60キロといわれるものの、今、十両では居反りの宇良が127キロ、115キロの石浦など軽量力士が活躍中。
先場所までは北はり磨も小よく大を制すの見本のようでした。
そういった人気者が多いだけに、十両の取り組みから大盛況。
満員御礼が続くひとつの要因ともされています。

稀勢の里は北はり磨について、「教習所時代、とても強かった。見た目は若いけど、同い年だから」と、珍しくうれしそう。
自身は初優勝と綱とりを目指す、ファン最大の関心事ですが、北はり磨もまた場所を盛り上げる1人となるに違いありません。
所属は山響(やまひびき)部屋ですが、昨年11月に他界した、協会前理事長・北の湖親方が手塩にかけて育てた弟子。
「弟子は、自分の子どもと同じ。子どもを名前で呼ばない親はいない」という方針で、北はり磨は、聖也(せいや)といわれていた。
「先代は、とても大きく、全てが偉大な人でした。たくさんの恩に報いるためにも一番、一番、精いっぱいの相撲をとりたい。」とけいこにも熱が入ります。

兵庫県たつの市出身で、地元には、相撲の始祖、野見宿禰(のみのすくね)を祀った神社がある。
日本書紀に出てくる相撲の神さまは、病によって死亡して、この地で埋葬されたそうです。
もうひとつ、野見宿禰といえば、殉死の習慣を改め、埴輪を埋葬することを言上したことでも知られている。
気は優しくて力持ちの典型。
北はり磨も、元小結、播竜山(現待乳山親方)に続いて出た、たつの市出身の幕内です。
「十両になってから、待乳山親方が声をかけてくださった。それ以来、自分の相撲をみてもらえるようになったのです。」
地元だけではなく、フィーバーは兵庫県へ拡散中。
相撲ゆかりの地から出たニューヒーローということで、期待を一身に背負っています。

(原文)青木政司

6月28日(火) 高嶋ひでたけのあさラジ!「スポーツ人間模様」

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