クラブワールドカップに出場するため、銀河系軍団、レアル・マドリードのクリスティアーノ・ロナウドが12日、来日しました。
ポルトガルのマデイラ諸島の出身。大西洋の真珠と呼ばれている美しいところですが、その空港は、クリスティアーノ・ロナウドの名前が冠となることが決定し、島内の高級ホテルにも、クリロナの名前が。その他、博物館などの施設、さまざまな商品へも名前が入っています。
そんな素晴らしいニュースとは対照的に、スペインの話題といえば、クリロナの脱税疑惑が浮上したことです。脱税目的で租税回避地、タックスヘイブンの英国領バージン諸島に約180億円の隠し財産があることが報じられました。しかし、ロナウドは、「何もしていない。だから恐れることは全くない」と堂々と反論。
チーム側も、「納税の義務はちゃんと果たしている」と擁護しました。同時に、スペイン財務当局へ提出した2015年分の書類を公表。驚いたのはそこに記されていた金額です。2億2700万ユーロは、日本円で約270億円。何ともすごい金額。それだけのビッグマネーを1年間に稼いでしまうのです。
今年7月には、同じスペインリーグでプレーするFCバルセロナのリオネル・メッシ父子が脱税の罪で、裁判所から禁固1年9月、罰金・約4億円の有罪判決を言い渡されています。世界のトップを激しく争う2人は、明暗が分かれました。
プライベートでは新しい恋人ができましたが、ユニークな所では、自宅で働くメイドさんなどすべてと自身の死後70年間、個人情報を公開してはいけない──という契約をかわしています。
ロナウドは遠征先でも外出をほとんどせずにトレーニングをする。あのシックスパックの腹筋はCMでもおなじみですが、1日、腹筋運動、3000回。他にも負荷をかけたウエートトレーニングを週2-3回。すごいのは、プールでもトレーニングです。自宅のプール内には、エアロバイクが水を張った状態で設置されている。水の負荷が加わって一石二鳥なのだとか。これをものともせず、クリスティアーノ・ロナウドは20代の体力を保ち、270億円を稼ぎまくっているのです。
12月13日(火) 高嶋ひでたけのあさラジ!「スポーツ人間模様」