第一子誕生の敦士が学生時代・卒業を語る「学生時代の第2ボタンは・・・」

By -  公開:  更新:

3月6日に第一子が誕生し、めでたく父親となった俳優・モデルの敦士がパーソナリティを務めるインターネットラジオ「敦士のオールナイトニッポンモバイル」の第3回が配信され、自身の学生時代の思い出について語った。

第一子誕生の敦士が学生時代・卒業を語る「学生時代の第2ボタンは・・・」

毎回話すテーマを1つ決めているこの番組。今回は、卒業シーズン真っ只中ということで、自身の「卒業」について語った。

敦士にとって卒業というと、「切ない日。友達と別れなきゃいけないとか、好きな子と会えなくなるとか。」と寂しい印象があるというが、その一方で、「大人になることへの怖さはあるけど、どんなことができるんだろう?っていう楽しみだとか希望がある。」とポジティブな時期でもあるという。

小学校の卒業式では、目がパンパンに腫れるまで泣いたという敦士。いろんな人と友だちになり、隣り合わせになり、長い時間を過ごした学校だから、希望や楽しみよりも、校舎と先生と友達と、お別れという悲しみのほうが多かったですね。」と語った。

そんな思い出の詰まった小学校に、敦士は去年タイムカプセルを開けに行ったという。自分の思いを書いたものを入れて、30年後に開けましょうということで、全校生徒みんなで手紙を入れたそうだ。

何を書いたかコワイから、家でゆっくり見ようと思って開けなかった敦士だったが、友達にそそのかされて手紙を開けたという。友達の手紙には、将来トラック運転手になって全国を回りたいと書いてあり、実際にその夢が叶っているその現状を見て、自分のもそういった夢を書いてあるのかと思ったが、ドキドキしながら開けた敦士は、30年前の自分が書いた手紙を見て絶句。

「ちょうど木造校舎を取り壊して、新校舎になった時期だったんですよ。タイムカプセルの手紙に、“僕はこの新校舎をきれいに掃除して、大事に使いたいと思います”って書いてあったの。夢ゼロでしょ?」と嘆いた。当時の先生が新校舎について書けと指示したことが原因だったようで、「先生に反発する子供でもなかったんですけど、初めて愚痴を言いました」と笑いながら語った。

再び卒業の話に戻ると、卒業式ならではのイベント“第2ボタン”にまつわる思い出話に。気になる先輩の第2ボタンをもらうために、女子が群がっていくというのが、卒業式によく見る光景となっているが、敦士の通っていた中学校でもそういったことが行われていたと語る。

第一子誕生の敦士が学生時代・卒業を語る「学生時代の第2ボタンは・・・」

「中学校のときとか、卒業のときって、ちょっと告白タイム的なところがあるんですよ。僕らもう学ランでしたから、第2ボタンですよ。第2ボタンを誰かにもらわれて、無くして帰るのが俺の夢だったの。

小学校のときはそういうのなかったから。中学校のときは、そういう恋愛感情とか生まれてくるじゃない?ただただ“好きだよ”とかっていう感じじゃなくて、本当に愛がそこにはあって、付き合いたいという気持ちが芽生えてくるから、確固たる思いがあるの。

だから大好きな先輩の第2ボタンがほしい。なかったらその上その下がほしい。近いところがほしいってことで無くなっていくの。で、モテモテの子とかって、サッカー部とかね?そういうモテる部活あるじゃない。そういう子とかって、もう全部なくなって、腕のボタンもなくなって、おっぴろげで帰るわけさ。うわぁ~いいなぁ!と思ってて。

俺中学のときとか、ほんと全くモテないし、そういうタイプの人でもなかったの。生徒会とかやるような人だったから。今でこそモデルやらせてもらえるような体型ですけど、そのときは二重あごがぐらい太ってたんですよ。

で、結果、1つももらわれずに寂しい思いをして、あ~そっか、俺の中学生活は、誰にも好きという感情を抱かれずに終わったんだなと。告白したこともなかったし、そういう中学生活だったんだ。高校では恋愛しようと思って、心に決めて帰ったの。

でも自転車で帰ってる途中に、ふと親のことがよぎったわけですよ。“あいつ誰かに第2ボタンをもらわれて、1つ階段登ったのかな。恋愛というものを覚えたのかな。”と思ってほしかったんだろうね。・・・家に着く何百メートルか先で自分で外したもんね。恥ずかしいでしょ?やっちゃったでしょ?

でもそれが自分なりの気張り方だったの。俺もらってもらったよ!って自信を持って帰りたかった。でも叶わなかったからもう自分で取るしかなくて、その第2ボタンをあぜ道に捨てた!あはは(笑)

そんな悲しい思い出の第2ボタンいらないから、取ったボタンをあぜ道にバーン!って捨てて、ただいまー!ってカラ元気で帰ったよ(笑)」

第2ボタンについては、ほろ苦い思い出しかないという敦士。「今でこそ言える話ですね。誰にも見られたくないから、自分でボタン取ってるところなんて(笑)」と笑った敦士が所属していた剣道部は全然モテなかったといい、学生時代の夢は叶えることができなかったと語った。

このエピソードの全貌は、「敦士のオールナイトニッポンモバイル」第3回 で聴くことが出来る。

Page top