3/23(木)FM93AM1242ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』今日の聴きどころ!①
時期大統領候補はいずれも親北・反日
6:29~ニュースやじうま総研ズバリ言わせて!:コメンテーター山本秀也(産経新聞論説委員)
朴槿恵前大統領、一日がかりの事情聴取高嶋) 韓国の朴槿恵(パク・クネ)前大統領は、ほぼ一日がかりの長い事情聴取を終えました。
山本)帰ってきたときは、かなり大勢の支持者が家の前に待っていましたね。
高嶋)韓国に働いていた方に聞いたら、根強い支持者がいて青瓦台(せいがだい)を二回追われている。お父さんの朴正煕(パク・チョンヒ)のときに追われて、全斗煥(チョン・ドファン)のときは両親の追悼さえ許されないという非常に非遇でかわいそうな時期が多かった。そういう翻弄される朴槿恵大統領の運命に対して、根強い同情論があると。
山本) ドラマチックな生い立ちしていますからね。
高嶋) 私の知っている占い師がどんな手相をしているのか、朴槿恵の手相を見たいと。
山本) なるほど、そうでしょうね(笑)
朴槿恵の逮捕の可能性は少なくない高嶋) みんなが勝手なことを言っていますけど。逮捕があるかどうかなんですよね。
山本) “ない”とは言えない状況です。韓国の捜査当局というのは、司法として独立した判断をしているとはとても見えないので、世の空気、雰囲気、それをしっかり受け止めていかにも韓国的な対応をします。これは検察のみならず裁判所もそうかと思うことがあるのですが、いずれにしてもその辺りを勘案したところで、週内、遅くても週明けまでには逮捕を決めると。今の段階では逮捕があるという判断が当然、視野に入っているはずです。
高嶋) 崔順実(チェ・スンシル)という友人も捕まって、あの人にはめられてしまったところもあるわけですけど。
山本) 使われたところがありますよね。
高嶋) みんなが離れていって、数少ない仲間が残って。サムスンの副会長は相変わらず入っていますよね?
山本) ですね。
高嶋) というと、朴槿恵さんもということになってくるのですか?
山本) 大統領経験者の身柄を取るということはそれなりの重い判断であると思いますが、次の選挙ということが検察機構は頭に入っていると思いますから、影響をどう読むかということもあります。今度の選挙を見ますと、朴槿恵さん側の勢力、保守ないしは中道のところが。
高嶋) 黄教安(ファン・ギョアン)さんが下りてしまって。
山本) ということはいないということですよ。革新左派の間でいまのところ5候補の名前が挙がっている状態ですよね。
高嶋) 有力の文在寅(ムン・ジェイン)なんかは非常に北朝鮮に近い。
有力な大統領候補はいずれも親北で反日山本) 近しい立場をとっていますね。
高嶋) これはなぜですか? どんな経緯を経ているのでしょうか?
山本) 左派親北派というのが歴代ということになりますが北朝鮮との対話、統一に向けた対応をしてきた。それから返す刀で日本。どちらがなっても日本とは良くないという見方があります。
高嶋) 金大中(キム・デジュン)さんの太陽政策とかありましたよね。ああいう流れとは違いますか?
山本) あの流れになると思いますね。金大中さんは古い世代だったので、日本の対応というものをある程度わかっていましたが、これも次の世代に移っていますから我々としては例の慰安婦問題の合意をどうする気だというところですね。こちらから訊くことではありませんが。
高嶋) あれはチャラにしたいみたいなことを言っていますよね。
山本) ハッキリ言っていますね。日本としては絶対売っちゃいけないわけで。
高嶋) すべて決めてきたことは元の木阿弥、ひやけのなすびで。なんの意味もなさなくなって。
山本) ということになりかねないと。
読めない韓国の今後高嶋) 北朝鮮は怖い怖いと言っていて。そんなことで韓国の人って納得しますか?
山本) するでしょうね、する人は。北が怖いという状態が長く続いていると怖い慣れしてしまって、あまり深く考えていない人も多い。話せばなんとかなるという考え方を持った人もいるようです。
高嶋) そうすると朴槿恵さんの去就ももうじきわかりますよね。
山本) これを見るしかないですからね。
高嶋) 13項目全部否認していますからね。だから逮捕ということになるかもしれない。そして5月9日でしたっけ?
山本) 大統領選挙。
高嶋) 新大統領が出たら、朴槿恵さんも忘れ去られていくことでしょうね。
山本) 自然に忘れられればそれはいいでしょうけどね。
高嶋) 今はちょうどそのはざまで揺れているわけですけども、一体どうなっていくんだろうと。
山本) ほんと読めないですよね。
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