東京の上野動物園は、雌のジャイアントパンダのシンシンが妊娠した可能性があると公表しました。
5/19(金)は発表後初めての公開で、園内は保育園の遠足や家族連れでにぎわっていました。
11歳のシンシンは3日ほど前から食欲が落ち、休息時間が増えるなど、妊娠の兆候がみられるということで、実際に妊娠していた場合、早ければ、今月末から来月初めにも赤ちゃんが誕生する見込みです。
ただ、妊娠していないのにしているような特徴を示している「偽妊娠」=妊娠していない可能性もあります。
上野動物園の渡部浩文副園長は「まだ初期段階で慎重に観察している。温かく見守ってほしい。」と話していました。
5/23(火)には、シンシンの妊娠の兆候が高まったということで、5/25(金)から公開中止になると発表されました。
5/19(金)9:30の開場よりも前に上野動物園に到着しました。
天気にも恵まれ、幼稚園の遠足や修学旅行が重なっていたこともあってか、入り口にはたくさんの人だかりができていました。
「楽しみ、期待している」という声のほかに、報道を受けて見に来たマニアの方の声をとることができればと思ったのですが、団体ではない、家族連れを探すだけでも一苦労でした。
遠足に来た子供たちが手をつないで列を作りながら、パンダのいるエリアに入っていく姿は、とてもかわいらしかったです。
引率の先生も「パンダさん赤ちゃんできたかもしれないから、静かに優しくみようね。」と声をかけていました。
修学旅行生にも話を聞いてみましたが、方言が強くて聞き取るのに苦労しました。(私も地元が岩手県盛岡市なので、ときどきなまっているようですが…)
開園するとすぐ、入り口近くで、副園長の渡部浩文さんが取材に答えてくれました。
記者の質問は、いつごろ出産になるのかなど、今後の想定スケジュールに集中。
おなかが大きくなったりすることはないため、エコーなどで検査をしないと、確実に赤ちゃんがいるかはわかりません。
エコーも麻酔をかけて行うため、母体に負担がかかることから、前回の妊娠時も行わず、今回行うかも、中国と相談しているということでした。
その後、個別に記者の取材にて、私も質問をしてみましたが、パンダについてほとんど下調べしないで取材に出かけたので、オンエアできそうな言葉は引き出せませんでした。
質問後、お名前をお伺いしたら「パンダの名刺だからあげるよ」と、とてもかわいらしいパンダ名刺をいだたきました。
今回の取材の模様は、5/19(金)12:00前のニッポン放送ニュースで音素材は放送されました。
反省点としては、幼稚園の先生方が輪を作って談笑しているところに、マイクを向けたところ、距離が離れていたため、雑音が多くなってしまいました。
いい音でよい言葉を引き出せるように勉強していきたいなと思います。