妄キャリ星野にぁ、夢だった「みやこんじょ大使」就任に涙

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30日(金)深夜放送の「田辺晋太郎のオールナイトニッポンGOLD~welcomeみやこんじょスペシャル!~」で、パーソナリティの田辺晋太郎が、“お肉マイスター”として登場。宮崎県都城市自慢の肉や、様々な市の魅力を掘り下げた。

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田辺の本業はミュージシャンだが、肉好きが高じて、現在は“お肉マイスター”として活動している。お肉マイスターとは、一言でいえば、肉を食べる専門家という意味だが、焼き肉店のプロデュースをしたり、美味しい店を紹介したりと、発信する側の仕事も行っているという。ミュージシャンとしては叶わなかった冠番組を担当することになり、「肉好きでよかった~!肉は人を繋ぐのよ!」と田辺は嬉しさたっぷりに語った。

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そんな田辺がパーソナリティを務める今回の番組は、2時間まるごと宮崎県都城市の特集を行う特別番組。都城市は、宮崎県の南西部に位置し、鹿児島県と接する宮崎でも大きな市だ。肉と言えば、通常は焼肉の牛を思い浮かべるが、この都城市は、牛だけではなく豚肉も鶏肉も産出額日本一ということで、まさに日本屈指の肉パラダイスとも言える街だ。

この番組は元々、お肉マイスターである田辺が、肉の都である都城市を徹底的に全国にお知らせしたいということで始めた企画だったが、その企画に都城市そのものが乗ってくれて、番組スポンサーという形になった。「この2時間で、南九州にあるお肉パラダイスの魅力をご紹介していければと思います!」と、田辺は意気込みを語った。

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都城市の協力を受けて番組を行うことにはなったものの、生まれも育ちも世田谷の田辺にとっては縁もゆかりもない地。そのため、地元代表として、南九州のラジオ界では知らない者はいないという人気ラジオDJ ・DJ POCKYがスタジオに登場して、共にトークしていった。

2人は面識があるそうで、昔の話などに花が咲く中、この番組のタイトルが「みやこのじょうスペシャル」ではなく「みやこんじょうスペシャル」になった理由について触れた。POCKYによると、その土地の方言である、みやこんじょう弁では「の」を「ん」と発音するそうで、それが関係しているのだそうだ。

続けてPOCKYは、都城市の凄さについてPR。5万人規模の焼肉カーニバルフェスが開催、ふるさと納税寄付額・寄付件数で日本一など、アピールポイントを次々と挙げた。さらに、秋葉原ディアステージ発のアイドルユニット・妄想キャリブレーションの星野にぁも、続けて登場。都城で幼い頃を過ごしたという星野は、昔食べた高千穂牧場のソフトクリームがとても美味しかったという思い出などを披露した。

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都城市には、実は肉以外にも日本一の名産品がある。それは焼酎。焼酎売上高日本一の酒蔵・霧島酒造の本社が都城にある。他にも、都城酒造、大浦酒造、柳田酒造と、4つの酒蔵が、美味しい焼酎を生み出している。日本一となっている理由について、POCKYは、「実はその秘密は“都城の水”にあるんです。」と話す。南九州のシラス台地から生み出される水は、酒造りにはぴったりなのだそうで、「肉と共に焼酎!これもまた都城の自慢です。」と、POCKYは得意げに語った。

そんな日本一の焼酎が、スタジオにも登場。霧島酒造の『黒霧島』、通称・本霧と呼ばれる宮崎限定の『霧島』、柳田酒造の『夏の赤鹿毛』という3種。試飲を行った田辺はその味に満足気な表情を浮かべながら、POCKYに乗せられるがままに、 CMで使われているセリフをノリノリで披露した。

また、都城市には、ほかにも日本一がたくさんあり、木刀生産日本一や竹の弓の生産日本一などもある。そして、環境省のスターウォッチングコンテストで、過去6年連続で日本一“星空が美しい街”として認定されるなど、実に見どころに溢れている。

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放送の中では、ニッポン放送内に設けられた会場で、実際に焼肉を食べる場面も放送された。先に、妄想キャリブレーションの星野以外のメンバーが肉を食べており、「ちゃんと焼けてんの?」と心配した田辺が、会場に向かうことになった。

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改めて中継を繋ぐと、焼き方を指導している田辺。肉を焼きながら、部位の名前の由来や、肉の焼き方についての知識を披露する。中継の向こうで焼肉パーティーが行われているという“飯テロ攻撃”に、辛くなってきたとPOCKY。星野も肉を食べに行くことになり、結局POCKY1人で喋るという流れとなった。肝心の肉について、のちにスタジオに戻ってきた田辺は、「素晴らしい。油の質が違う。油が柔らかいですよね。」と、肉マイスターとして絶賛していた。

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番組後半に入ると、みやこんじょう弁について勉強する流れに。みやこんじょう弁で届いたメールを読んだり、POCKYによるクイズを披露したり、みやこんじょ大使と電話を繋いだりしながら、方言の魅力に触れていった。

「オールナイトニッポンで掛かるのは今夜が最初で最後」と銘打って、『みやこんじょラジオ体操』も流れた。みやこんじょう弁全開で展開するラジオ体操となっており、聴いていても何を言っているのかほとんど分からず、田辺も大笑いして様々なツッコミを入れながら聴いていた。

番組終盤には、都城市の池田宜永市長も登場。この日の番組を振り返って、「大変嬉しいです。みやこんじょ弁満載で、まさかラジオ体操まで流していただけるとは。」と感激した様子で感想を語り、改めて市長という立場から、都城市の魅力をアピールした。都城を応援する人・みやこんじょ大使には、都城市出身の永瀬正敏や温水洋一などの大物俳優も含まれていると紹介。

そんな中、市長は「星野にぁにお話したいことがある」と話し、急遽、星野にぁを焼肉会場からスタジオへと呼び戻す流れになった。

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市長:私からのお願いなんですけど。

星野:なんでしょう?

市長:都城とご縁のある星野さんに、ぜひとも、永瀬さんや温水さんにもなっていただいている、みやこんじょ大使になっていただけないかと!

星野:え~ホントに!?

田辺:お~すご~い!

星野:嬉しい!ぜひやらせてください!めっちゃ嬉しい!(涙)

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POCKY:星野さん、涙が止まらなくなっちゃった。

田辺:目から黒霧島が!

POCKY:よかったね~!

田辺:ラジオをお聴きの皆さん、よくこういうの演出上で喜ぶってあるけど、これガチです。

POCKY:本当にガチです!

星野:知らなかった~!(涙)

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市長から、まさかのみやこんじょ大使就任オファーを受け、嬉しさのあまり涙が止まらない星野。そのあと行われた任命式では、市長より委嘱状が読まれ、星野に手渡された。こうして、番組中に174人目のみやこんじょ大使が誕生した。

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田辺より、今の気持ちを聞かれた星野は、「観光大使になるの夢だったので。こんな風に発表できるなんて思ってなかったんですけど、みやこんじょ大使として活動するときのキャッチフレーズは、根性を入れて、にぁ頑張るという気持ちを込めて、「にぁ根性(にぁこんじょう)」にしたいと思います!」と、喜びと意気込みを語った。

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最後にPOCKYは、「日本一のオールナイトニッポンで、日本一の肉を紹介できて嬉しかった。」とコメント。田辺は「肉マイスターとしてこの番組をやれて嬉しいです。お肉から都城に出会い、こうして番組を通じて、肉だけに留まらない素晴らしさをいくつも知る事が出来ました。」とコメントし、番組を締めくくった。

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この日の放送は、期間限定でradikoタイムフリーサービスで聴くことができる。

<期間限定!radikoタイムフリーで聴く>
番組名:ニッポン放送「田辺晋太郎のオールナイトニッポンGOLD~welcomeみやこんじょスペシャル!~」
放送日:6月30日(金)22時~24時
パーソナリティ:田辺晋太郎
タイムフリー:http://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20170630220000
番組HP:https://www.allnightnippon.com/gold/

文:allnightnippon.com編集部 高野光一
写真:allnightnippon.com編集長 長浜純

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