リレーにおけるバトンパスの秘密

By -  公開:  更新:

俳優・モデルとして活躍する敦士がパーソナリティを務めるWebラジオ『敦士のオールナイトニッポンi』の第4回が配信され、「世界陸上」に影響を受けた敦士が、「4×100メートルリレー」での、バトンパスの秘密について語った。

リレーにおけるバトンパスの秘密

先日まで開催されていた世界陸上を、大興奮で見ていたという敦士。「人が真剣に世界一を賭けて戦うって面白い!自分にはできないことだからゾクゾクします!」と、そのときの感情を思い出しながら語った。

今年、男子100メートルでは、最強と謳われたウサイン・ボルトが3位でゴールを切るというまさかの展開。その後のボルトは、200メートルには出場せず、4×100メートルリレーに賭けることとなったが、足が肉離れて棄権となってしまった。絶不調なボルトの姿を観ていた敦士は、意外にも率直に「ボルトらしいと思った」と語る。その理由については「2位や3位でゴールを切ってほしくなかった」と話すものの、やはりボルトが倒れたときには、衝撃的のあまり思わず声を挙げてしまったという。

4×100メートルリレーでは、日本が銅メダルに輝くという嬉しい展開も巻き起こった。リオ五輪でも銀メダルを取った日本は、100メートルの記録で9秒台の選手が1人もいないものの、正確なバトンパスによって今回も勝利を収めた。その光景に感動したという敦士は、「嬉しかった!歴史変わったよね。本当に興奮して、終わった後ビール飲みましたよ。」と喜びのあまり1人で乾杯したことを明かした。

そんな敦士だが、リレーに関して今回始めて知ったことがあるという。4×100メートルリレーは、4人がそれぞれ100メートルずつ走りバトンを渡していくが、どうやらロスなく効率よくバトンを渡す方法があるのだそうだ。

リレーにおけるバトンパスの秘密

「まず第1走者から4人走るんですけども、第1走者と第3走者は、カーブを走るんですよね。カーブということは、自分のレーンの中でも内側を走ったほうが確実に距離は短い。だから、自分のレーンの中で左側を走ったほうがいい。

で、次は第2走者にバトンを渡さなきゃいけない。(第2走者はストレートなコースを走るので、コースの内側でも外側でもいい)それなので、もし、第一走者が左手でバトンを持っていたらギリギリのところで渡さなきゃいけないし、どこかでロスが出ちゃう。だから第1走者は右手で持って走り、第2走者の人は左手でもらって、そのまま走ります。

そして、今度第3走者の人は、やっぱりカーブだからコースの左側を走ったほうがいいんだよね。ということは、(第2走者が左手で運んできたバトンを)また右手でもらいたい。そうすると、左から右へスムーズに渡ります。で、(第2走者同様にストレートなコースを走る)第4走者が、第3走者が右手で運んで来たバトンを左手でもらうと、ロスなくいけるんだって。」

このことを今回初めて知ったという敦士は、「バトンパスを練習する理由が分かりました。走る人のスピードやタイミングもあるから、それを練習した日本が強かった。」と、日本が銅メダルに輝いた理由について納得した様子。「世界陸上は、人に夢とか活力を与えてくれる。バトンの渡し方も、注目して見ると面白いかもしれませんね!」と新しい楽しみ方を示した。

世界陸上を観ていて、自分も出たくなったという敦士。足が長いから1歩は長いはずなのだが、タイムを測る機会が全くないそうで、ひとまずストップウォッチ持って1回タイムを測りにいき、今の自分の実力がどのくらいか知りたいと話した。

今年父親になった敦士は、いずれ子供の運動会に出る機会もやってくるということで、そのときに“足の速いカッコイイお父さん”と呼ばれるためにも、今から頑張っておきたいとのこと。「おそらく100メートル15秒ぐらいはいけるかな。」とある程度の自信はある様子だったが、高校以来20年以上タイムを測っていないことを危惧し、「アキレス腱だけは切らないように。準備運動を入念に。」と無理はしない意向を示した。

このエピソードの全貌は、『敦士のオールナイトニッポンi』第4回で聴くことが出来る。

<番組概要>
番組名:敦士のオールナイトニッポンi
パーソナリティ:敦士
第4回URL:https://i.allnightnippon.com/p/e_anni_atsushi_004

Page top