10日(火)夜、『ココリコのオールナイトニッポンPremium』で、ゲストに“笑い屋さん”が登場。業界のルールやテクニックなど、知られざる実態にココリコの二人が迫った。
冒頭、16年ぶりに復活した前回の放送を振り返る二人。「何か反響はあったでしょうか?」と聞く遠藤に対して、田中は「ないですね。私の周りにはなかったですね」と即答。「嘘やん!?」と驚いた遠藤は、自身の娘や出演番組のプロデューサーなどから感想が届いたと語る。すると田中は「恥ずかしがり屋が多いんじゃない?俺の周りには」と自虐気味に言い訳した。また前回放送中に“熱”があると打ち明けた遠藤だったが、放送終了後にニッポン放送の出口でリスナーから冷却シートや手紙を渡されたというエピソードを披露し、ラジオリスナーの暖かさに対する感謝を述べた。
「その道の達人を呼ぶ」ゲストコーナーには、テレビのバラエティ番組などで派手な笑い声を振りまいて盛り上げる“笑い屋さん”が登場。その存在が以前から気になっていたという田中は、「古くからあるドリフ大爆笑とかで、その笑い声がリードになって我々も笑ってしまう。」と解説し、「色々聞きたいねん、本当に。俺、笑い屋さんが好きやねん」とゲストに招いた理由を説明。今回は、プロの笑い屋さんとして事務所に所属する「鈴木ひでこ」さんと「高倉よしえ」さんの2名のおばさんがスタジオに登場した。
田中:どういう指示があるんですか?番組が始まるにあたって、例えば事務所の方から、スタッフさんから、めちゃくちゃ笑って下さいねとか。芸人さんが何かおかしなことを言ったら、そこでボーンと笑って盛り上げて下さいねとか、そういう指示ってあるんですか?
鈴木:あります。前説の時からそれをやって下さいって
田中:ああ~
遠藤:はいはいはい
鈴木:で、前説から本番にいくでしょ。ずっと指示に沿ってやってます
田中:じゃあ内心、あんまり面白くないな~って思う時でも仕事として、「あはははー」って笑っ
てる?
鈴木:笑わなきゃ。プロだからね、一応
田中:そうか、そうですよね~
遠藤:そもそも、なぜこの職業に就こうと思われたんですか?
鈴木:私はね、人がやらないことをやってみたいなと思って
遠藤:何で見つけたんですか?
鈴木:新聞のチラシ。求人で、こういうのがあるっていうんで友達と、ちょっと面白そうなんでやってみようよって。もう15年ぐらいになると思いますね
田中:15年!?
高倉:私も求人募集を見て、ハガキで申し込んで登録したんです
田中:それから何年ぐらいやられてますか?
高倉:12~3年前からポツポツと
田中:鈴木さんはどういう笑い方を得意としてるんですか?
鈴木:私はね、もう手振り足踏み、体全体で笑う
遠藤:ちょっと一回じゃあ僕が…一笑いやってみますか。どんな感じか…ホホホイ、ホホホイ、ホホホイ、ホホホイ…
鈴木:あははは(爆笑)。は~楽しい!
遠藤:(爆笑)気持ちいい~
さらに、遠藤が「家でテレビ観てる時に練習みたいなのをされてるんですか?」と質問。すると「そんな、ご冗談を」と鈴木さん。でも、田中の「普段は別に笑い上戸なわけじゃないんですか?」という質問に、高倉さんは「テレビ観てると面白いと、身についてるんで。家族が引いてしまうぐらい笑ってしまう」と返答した。
また現在、“笑い屋”の総人口が「登録だけで12~3万人」いると聞いたココリコの二人は素直に「すごいな~」とリアクション。
最後に、いずれココリコのライブをおこなう際には笑い屋さんを沢山呼んで、大笑いしてもらって、招待したテレビ局のプロデューサーさんたちに「こいつら面白いじゃねえか!」と思わせるといいのではないか?と提案すると、鈴木さんと高倉さんの二人は「あははは(笑)」と大ウケしていた。