やくみつる 橋本マナミの体当たり演技と色気に驚く

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FM93AM1242ニッポン放送 月~金 8:00~11:30「垣花正とあなたとハッピー

やくみつる 橋本マナミの体当たり演技と色気に驚く

今日は漫画家・やくみつるさんが、この秋オススメする映画をお届け!
週刊誌で、映画評の連載をしているやくさんは、その連載のためによく映画を見ており、自分で見るときは邦画が多いそう。

そんなやくさんは、「なるべく明るい映画が良い」と述べていましたが、今日紹介する1本目の映画は、明るいとは正反対の映画!

1作品目は、来月25日公開の『

原作は『舟を編む』の三浦しをんさん!東京の架空の離島に暮らす中学生の主人公、父親から虐待を受けている弟のような子、心を寄せる美しい同級生の彼女の3人が主な登場人物!島でのとある出来事が、尾を引いて、25年後、この3人に迫ってくるという一作!

原作で描かれている偽善と暴力性に加えて、人間の業や油臭さのようなものが更に強く描かれており、「3人が歩んだ実生活のエグさが、リアルだ。」と感じたやくさん!

映画 光

映画『光』公式サイトより

更に、やくさんはこの映画の中で、特に驚いたのは、主人公の妻を演じた橋本マナミさんの演技!まさに体当たりの演技で、色気がこの映画に違った面をもたらしています。この映画「光」は、11月25日(土曜日)から、有楽町スバル座、新宿武蔵野館ほかで全国ロードショーです。

 

やくさんのオススメ映画、2作品目は、『女神の見えざる手

日本ではあまり前面に出て来ていない職業・ロビイスト。この映画では、敏腕女性ロビイストが、主人公です。

ロビイストとは、顧客の利益のために政党や議員に働きかける根回しのプロ集団”のことで、映画の中では、主人公が銃規制法賛成派と反対派の攻防の中で、根回しを働きかけていきます。

スキャンダルを撮られることまで、想定して活動をしていたロビイストの用意周到さに驚いていたやくさん。最後にはどんでん返しもあるのだとか。

『女神の見えざる手』は、有楽町のTOHOシネマズシャンテほかで絶賛上映中です!

 

最後の作品は、『東京オリンピック』

東京オリンピック

東京オリンピック [DVD](Amazonより)

1964年に開催された東京オリンピックの全貌を記録した市川崑監督のドキュメンタリー映画!非常に芸術性の高い作品で、「記録性に欠ける」と当時は評価も分かれていた作品。

やくさんはこの映画を、“泣ける映画”として紹介!やくさんが思わず泣いてしまうのは、冒頭。

戦争で街が破壊され、新しい街が作られている。その中を、聖火ランナーが聖火を持ち走るのですが、それを見ようと、沿道に集まる大勢の人。その群衆の中にいるおばあちゃんが、人で押しつぶされそうになるのですが、それでも聖火を見ようとする様子に、やくさんは思わず涙してしまうのだとか。

戦場を戦い抜いた人、子供を失った人、金がなくひもじい思いをしている人達が、「どんな気持ちで聖火を見ていたのか」「どんな気持ちでオリンピックの朝の青空を見ていたのか」と考えると、泣いてしまうというやくさん!

みなさんも、そんなやくさんのオススメの映画を、“芸術の秋”に見てみてはいかがでしょうか。

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ふつーの男・沖縄県宮古島出身の垣花正がお届けする、ニッポン放送が自信と不安をもってお送りする朝のワイド番組!レギュラー・ゲストとのコンビネーションもバッチリ!今の話題をハッピーにお届けしていきます!

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