こんにちは本仮屋ユイカです。毎日を楽しく過ごすための秘訣やヒントをお伝えしていく笑顔のココロエ。
本日は注目ワードや雑学を紹介するココロエ版「は・ひ・ふ・へ・ほ」です。
今日は文字に関するある表現方法を学びたいと思います。
「アンビグラム」、この言葉を耳にしたことはありますか? アンビグラムとは文字を異なる方向からも読み取れるように仕掛けたグラフィカルな文字のことで、近頃アンビグラムを用いた作品や広告がSNSで広がり、認知度がアップしていると言います。
種類はいくつかあるようなのですが、分かりやすいものと言えば“回転”。文字を90°、180°などに回すと回転前と回転後で同じ読み方、もしくは全く違う読み方にもなるので、最近話題となった佐賀県唐津市の「ボートレースからつ」のポスターもその手法が用いられていました。
使われていたのは漢字で「挑戦」の2文字。黒を背景に大きく黄色い筆文字で「挑戦」と書かれ、それだけでもインパクトがありますが、なんとこのポスターを上下ひっくり返すと「挑戦」の文字が「勝利」と読めてしまうので驚きです。
他にも鏡文字や、文字と文字の空白が別の文字に見えるデザインなどもあり、意外と身の周りにもアンビグラムが潜んでいるかもしれません。
<ユイカの感想>
まず今日の感想を「は・ひ・ふ・へ・ほ」で言うと「ほおぉ~」。知らなかった。
「回転して見えると言ってもまあ“見える風”だよねきっと」と思ったら“風”じゃない。本当に見えます! ちゃんと読めます! これはすごい!
他にもいろいろありますが、これ好きです。「ただいま」をひっくり返すと「おかえり」、すごくないですか!? 「何でこう見えるんだろう?」と思って、今自分で殴り書きした「ただいま」をひっくり返しても全然見えないもんね……。すごいなあ。
あと「努力」と書いたのをひっくり返すと「才能」、すごーい! ちゃんと類似語になっていたり反対語になっていたりするのが良いですね。
あとは「将来」と「過去」とか「歩行」と「走行」、本当に見える。これは左右の鏡文字ですね。あとは「陰・陽」ね。
これは書く作家さんがいるのですって。「アンビグラム作家さん」という方が。
今日は「アンビグラム」について学んでみました。
(2月6日放送分より)
『太田胃散プレゼンツ 本仮屋ユイカ 笑顔のココロエ』
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 15:36~ ABCラジオ14:54~