ハナビストが語る花火の現場の九死に一生

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ハナビストが語る花火の現場の九死に一生
ニッポン放送『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(2月7日放送)で、ゲストの「花火研究家」冴木一馬が登場した。

今回は、冴木一馬が聞いた、『花火の現場で起こった裏話』ベスト3を発表。

第3位「ダムの竣工式で・・・」

とあるダムの竣工式でのこと。式を盛り上げるために、『音花火』という「パンッパンッ」と音がする花火を使ったそう。しかしここは、真ん中がくぼんだ臼のような構造のダム。花火の音が反響し「ドドドドドー」というとてつもない音に! 式に参加していた県知事さんも町の皆さんも「ダムが決壊する!!」と勘違いして皆一斉に逃げたとのこと。

第2位は「水中花火で・・・」

『水中花火』とは、普通の花火のように上空で開く物と違い、水面で開く花火で、陸からは半円状に見える物。(実際は水中でも円形に開いている)この水中花火、通常よりも長めの導火線に点火した花火をモーターボートから水中に投げ込み、爆発する前に安全な場所まで避難するという「投げ込み式」と呼ばれる打ち上げ方法があるそうだが、とある現場でとんでもないことがあったそう・・・

点火した花火を水中に投げ込んだ瞬間、ボートのエンジンが止まるというアクシデントが発生!! セルモーターを動かそうとしてもエンジンはかからない! そうこうしていたら、火薬に着火!! 目の前で大きな花火が開いたのだが、奇跡的に花火師の方にけがは無かったようだ。

後から調べるとガス欠だったとのこと・・・。

そんなことがあった翌年、なんとまた同じ現場の水中花火で、ボートが動かなくなるアクシデント!! 今度はボートのスクリューに、水草が絡まっていたのだ。ただ今回も奇跡的にけが人は無かったそうだが、翌年も水中花火を依頼されたその花火会社は、「2度あることは3度ある、うちはもう水中花火をやらない」と断ったとのこと。

第1位は「不発の黒玉」

黒玉とは、上空で爆発しなかった不発の花火のこと。

ある時、黒玉が霊園に落ちて、お墓で爆発してしまうと言う事故が発生。しかも奇妙なことに、同じ場所で2年連続そのお墓に黒玉が落ちたのだ。これはまずいと思った花火大会の主催者と花火師は、お祓いをすることに。すると、それ以降その花火大会で一切事故は起こらなかったという。このちょっと不思議なお話に、「さっきの水中花火もお祓いした方が・・・」霊的なものの仕業だったと疑う昇太だった。

高田文夫のラジオビバリー昼ズ
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 11:30~13:00

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高田文夫先生と、キャラクターの濃~いパーソナリティがお送りする「昼休みのお笑いバラエティー」ラジオビバリー昼ズ!

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