新潮社出版部部長の中瀬ゆかりが、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー！」（5月31日放送）に出演し、「世間話をふらないでください！増える“シカト部下”」というテーマで、職場での雑談について独自の見解を語った。

ニュースサイト「NIKKEI STYLE」によると、職場のコミュニケーションの潤滑油としての雑談を無駄だと思う会社員が増えているという。このニュースを受けて、中瀬は自身の意見を語った。

中瀬：わたしも会社では本題に入る前に、雑談でブレスト（ブレインストーミング）をしたりとかします。あと、作家のところへいってなにかをお願いするとき、いきなり「先生、書いてください」と言うよりは、「いやー、日大も大変ですね」とか天気の話とかして、場をあたためた方がいいですよね。雑談している中で、先生の機嫌が良さそうな時に、原稿をお願いするみたいなね。

垣花正アナウンサー：（雑談は）マクラですよね。落語でいうところの。

中瀬：でも最近、雑談に意味を見出せない人や、雑談ができない人が増えているそうなんです。

垣花：でも共通の話題を話して、お互いの気持ちが共有されるから、話もしやすくなるので、意味はあると思うんですよ。でも、雑談を無駄だと思う部下の言い分としては「仕事はたくさんありますし、無駄な話をしている時間はありません。」ということなんですね。

中瀬：中でも雑談はあえてしないタイプと雑談が苦手なタイプがいるんです。前者はやろうと思えばできると思うんですが、後者は人間関係を築くうえで雑談はできるようになったほうがいいと思うんです。ですが、雑談ができない部下を否定するのではなく、評価しないことも大切です。

そして、中瀬は雑談が上手になる便利なキーワードを紹介。「雑談の糸口になる便利なキーワードが『き・に・か・け・て・い・ま・し・た』なんだそうです。きは、気候。には、ニュース。かは、環境・自然。けは、健康・美容。ては、天気。いは、衣装。まは、町の話題。しは、趣味。たは、旅。なんだそうです。」

雑談が苦手な方は、中瀬の紹介したキーワードを参考にしてみるのもいいかもしれない。

垣花正あなたとハッピー！
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