「全録レコーダー」にするとテレビを観なくなる!?
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ニッポン放送のラジオ番組「垣花正 あなたとハッピー!」(5月23日放送)にて、日々技術が進歩している「全録レコーダー」が特集された。
テレビ番組の録画器機でここ数年耳にするのが全番組を録画する機械「全録レコーダー」である。機械の種類やグレードにもよるが、だいたい8チャンネル程度を録画でき、1度設定をすれば、基本的にはすべての番組が録画され続けるシステムだ。東芝が全録のシステムを最初に開発し、その後パナソニックが追随。東芝は、地上デジタル放送のみの対応であったが、パナソニックがBSとCSに対応する機種を発売すると、東芝も対応機種を開発した。現在も、東芝とパナソニックが技術を競っているという。
垣花正アナウンサー:実は僕、5年前から東芝・レグザの全録を使ってます。これがいいんですよね。
森永卓郎:僕は全録発売と同時に使っていて、かれこれ10年くらいになりますね。
垣花:僕、5年間使って、レコーダーが壊れちゃったので、思い切って買い換えたんです。3テラバイトの容量のものなんですけど。
森永:(容量が)でかい!
垣花:とある家電量販店で9万円くらいだったんですが、某通販サイトの値段を見せたら、ちょっと安くなったりして。
森永:セコイ!
垣花:あなたには言われたくないっ!全録にして一番驚いたことは、テレビを観なくなりますね。いつでも観ることができるからなんですよね。しかも、あの番組録画しなきゃとか、能動的に録画をしようともしなくなる。もっというと、1週間のうち、リアルタイムでテレビを観ている時間って、合計1時間もないですね。全録を導入してから、僕の中で、テレビは娯楽から資料に変わりました。こんどあのゲストが来るから、見ておこうとかね。全録になってから撮った番組を時短で観ることが増えたんです。しかもこないだ買ったレコーダーは、ちゃんとセリフが聞こえるくらいの早送りができたりするから、より番組を資料的に確認しちゃうんですよね。
森永:しかも、「森永卓郎」ってキーワードを登録すると、僕が出演した番組がズラ―っとピックアップされる。僕の失言がいち早く確認できるんです(笑)
垣花と森永は「全録レコーダー」の便利さを絶賛すると同時に、テレビの視聴スタイルの変化を指摘した。今後さらに技術が進展することで、テレビ番組のあり方も変容していくかもしれない。
垣花正 あなたとハッピー!
FM93AM1242 ニッポン放送 月~金 8:00~11:30
番組情報
ふつーの男・沖縄県宮古島出身の垣花正がお届けする、ニッポン放送が自信と不安をもってお送りする朝のワイド番組!レギュラー・ゲストとのコンビネーションもバッチリ!今の話題をハッピーにお届けしていきます!