御嶽海が決まっていた就職をけって出羽海部屋に入門した理由

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「飯田浩司のOK! Cozy up!」(7月18日放送)では、大相撲名古屋場所10日目で輝を破り、全勝でトップを走る関脇・御嶽海を取り上げた。

大相撲 土俵祭 御嶽海 両国国技館

【大相撲五月場所】五月場所を翌日に控えた国技館で「土俵祭」が行われ、参加する御嶽海=2018年5月12日、東京都墨田区の両国国技館 写真提供:産経新聞社

3横綱全員と、新大関・栃ノ心が休場するという非常事態に陥った、大相撲名古屋場所。残る2人の大関、豪栄道と高安もすでに3敗を喫する中、ひとり気を吐いているのが、関脇・御嶽海です。

昨日も輝を一気の寄りで下して、これで10戦全勝。唯一の1敗力士だった平幕の朝乃山が敗れ2敗となったため、これで悲願の「初優勝」もグッと近付いてきました。

1992年、長野県生まれの、御嶽海久司関。東洋大学時代は、アマチュアの個人タイトルを15個も獲得。大学4年生のとき、学生横綱とアマチュア横綱の二冠に輝き、「幕下10枚目格・付出し」で大相撲入りできる権利を得ました。

実は、和歌山県庁への就職が決まっていましたが、「名門復活に、ぜひ力を貸してほしい」という師匠・出羽海親方の口説き文句に、安定の道を捨て、出羽海部屋への入門を決意したのです。

この決断の背景には、ふるさと・長野を襲った災害のこともありました。2014年9月、御嶽山が噴火。その影響で観光客が激減した地元を少しでも勇気づけるため、選んだシコ名が、「御嶽(おんたけ)」を「みたけ」と読み、その後に「海」を付けた「御嶽海」。

2015年の春場所、「幕下10枚目格・付出し」でデビューした御嶽海は、幕下を2場所で通過し、名古屋場所で新十両に昇進。長野県から関取が誕生したのは47年ぶりのことで、地元を大いに湧かせました。

2015年の九州場所で新入幕を果たすと、2016年の春場所・夏場所で連続2ケタ勝利を挙げ、すぐに大関昇進と言われていましたが、なぜか三役では2ケタ勝利が挙げられず、足踏み。昨日の勝利で初めて、「関脇で10勝」を果たしたのです。

こうなると、地元の期待、そして出羽海部屋の期待は「初優勝」。このままいくと、その可能性は高いですが、大関二人との対戦はこれから。

今日は、過去4戦全敗と相性が悪い魁聖との一番ですが、残り5日間、どんな相撲を見せてくれるのか、注目です。

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