かつお節の専門家が語る 「美味しいかつお節はカビがついている」
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東京・渋谷でかつお料理の店「かつお食堂」の店主を務める永松真依が、ニッポン放送「土屋礼央 レオなるど」(9月4日放送)に出演し、かつお節の魅力について語った。
永松は、かつて「湘南ひらつか織り姫」というイベントPR大使などを担当。ある日突然、かつお節の魅力と出会い、現在はかつお節のセレクトショップ「かつお舎」を運営している。また週に3日、渋谷で「かつお食堂」を営業し、こだわりのかつお節を使ったご飯を提供。「かつおちゃん」の愛称でも親しまれているという。スタジオでは、実際に、永松が削ったかつお節を実食。
土屋礼央:これ(かつお)、すごく美味しいですけど。なかなか近くの店で売ってないですよね。
永松:そうですね。同じものとはいかないんですけど、1つの目安となるのが、商品のパックの裏を見ると、「かつお削り節」っていうタイプと「かつおかれぶし削り節」っていう2種類の表記があるんですよ。で、“かれぶし”っていうのはカビを付けましたっていう証拠なんですよ。今日食べたのもカビをつけたもので、すごく香りが高かったですよね。なので、スーパーで買う時には「かれる」っていう文字がついているパックを選んでいただくと、香りは格段にアップします。
美味しいかつお節の見分け方として、かれぶし(枯れ節・枯節)という表記があるかどうかで大きく変わると語った永松。今後のかつお節選びの参考にしてみてはいかがだろうか。
「土屋礼央 レオなるど」
FM93AM1242ニッポン放送 月曜-木曜13:00-16:00