「上原隆 はたらくラジオ」（11月5日放送）では、家族と仕事の両立に関して、リスナーからの相談に答えた。

5分10分でできることからでもOK！　奥様からのメッセージに耳を傾けよう

上原）まずは、こちらのメッセージから。東京都、ラジオネーム “かんぼう”さん、28歳男性の方です。

「先日、バリバリ働きたいのに働き方改革で働けないという方のメールを紹介していましたが、私もまさにバリバリ働きたいと思っている社会人です。実際、朝早くに出社して帰りも遅いという生活をしていたのですが、結婚して子供が生まれると、会社よりも妻から『ワークライフバランスどうなってるの!?』と言われるようになりました。家族第一なのは私も理解しているのですが、働き方改革は会社からではなく、家族からプレッシャーを受けることもあるのですね」

上原）先週、「一生懸命働きたいが働き方改革の一環で残業がなかなかできず、もっと働きたい」というメッセージを紹介しましたが、それを受けてのメールですね。

しかし、これはいかん!!　ですね（笑）。一生懸命仕事をしたい、それは結構なのですが、奥様からアラームが鳴っていませんか？　結婚して夫婦になり、旦那さんの立場と奥様の立場がそれぞれあったわけですが、お子さんが生まれると「父親と母親」という役割に変わりますよね。
奥さまは母親としての役割をしっかり担ってらっしゃると思います。家事をしたり洗濯をしたりという「奥様としての役割」にプラスして、子育てという「母親の役割」をしていらっしゃる。そのときに旦那様が「父親の役割」をおろそかにすると、バランスが崩れて来ます。もちろん、男性としてバリバリ仕事をして稼いで行くというのはすばらしいことだと思いますが、「家庭を守る」「育児をする」という観点も非常に大切なことです。

「ワークライフバランスどうなっているの？」という声が上がっているということは、「もうちょっと手伝って！　もうちょっと家の事を見て！」というメッセージだと思います。ぜひサポートしていただきたいですし、一緒に協力してパートナーシップを組んでほしいと思います。5分10分でできることからでもOK！

若手の本音はどうしたらわかる？　本音のコミュニケーションは、プラス・マイナスの両側面で！

上原）千葉県、ラジオネーム“ジェッツ”さん、43歳男性の方です。

「上原さん、はじめまして。千葉の某中小企業でマネージャーをしている者です。うちの会社も新入社員が辞めないようにしろと言われるのですが、私は若手社員と会話もできているし、アドバイスもできていて、コミュニケーションは取れていると自分では思っています。ただそこから先、彼らの本音をもっと知りたいのですが、そのためにはどうすればいいのでしょうか？　アドバイスいただけると幸いです」

上原から一言アドバイス：
「本音のコミュニケーションは、プラス・マイナスの両側面で！」

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この番組ではラジオをお聞きの「あなた」から、はたらくに関するお悩みや相談をお待ちしております。特に、僕がいまいちばん熱をもっているのが、「1人ひとりの」働き方改革。産休や育休で働きながら育児をしていらっしゃる方、（主婦の方で）会社から離れているけれど、今後自分のキャリアはどうしたらいいのだろう？　など。上司の方々と世代間のギャップに悩んでいる新入社員の方や、逆にその上司の立場の方々。生のリアルな声を届けていただけたらと思います。

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FM93AM1242ニッポン放送　日曜　20:00-20:20