プロデューサー・阿部真士が語る テレビドラマ『駐在刑事』制作秘話

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黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、ドラマプロデューサーの阿部真士が出演。連続テレビドラマ『駐在刑事』について語った。


黒木)今週のゲストはドラマプロデューサーの阿部真士さんです。
ドラマプロデューサーになられてから、何年ですか?

阿部)10年くらい経ちますね。

黒木)『モテキ』『みんな!エスパーだよ!』、『東京センチメンタル』など、人気ドラマを数多く手がけるヒットメーカーでいらっしゃいます。私は『東京センチメンタル』でご一緒したのが初めてでした。そんな阿部さんと、この秋スタートした連続ドラマでご一緒しております。テレビ東京金曜夜8時のドラマ『駐在刑事』ですが、『駐在刑事』はもともと、2014年に2時間ドラマ枠で始まったシリーズで、4本あります。これは、毎年やられていたのですか?

阿部)ほぼそうですね。1年1回ずつやっていて、最後のパート3と4は1年の間に2本放送しました。

黒木)私は最後のスペシャルドラマでご縁がありましたけれど、このドラマを立ち上げた最初のきっかけは何ですか?

阿部)もともと僕は担当ではありませんでした。先輩プロデューサーが、当時2時間のミステリー枠で「駐在もの」が企画としてなくて、もうお亡くなりになったのですが、東通企画の上川さんというプロデューサーと、テレビ東京の瀧川プロデューサーが一緒に駐在ものを立ち上げることになりました。そこで主演を誰にするかの話になったときに、上川さんが「寺島進さんで行こう!」となって始まりました。

黒木)駐在という職業にスポットを当てたのは、どういう理由ですか?

阿部)原作が笹本稜平さんの、タイトルも同じ『駐在刑事』という小説なのです。
他局でもバリバリのキャリアの刑事ものはたくさんあるのですが、もう少し人情味のある、ほっこりとした「駐在さん」が主人公の作品はありませんでした。そちらの方が取っつきやすいかな、という考えが根底にあったと思います。

黒木)その町に根ざした、町の人たちとふれ合えるところから、ドラマが生まれて来るのではないか、ということですよね?

阿部)単に殺人事件ばかり解決するのではなく、ゴミ拾いや空き家問題、本当に人の生活に根ざしたものをしっかり解決すると言うか、お手伝いですね。
今回の場合駐在「刑事」ですから、元刑事という設定です。寺島進さんが町の人々とふれ合いながら事件をズバッと解決する痛快さ。それを目玉にしたくて、企画を立ち上げたのだと思います。

黒木)私は奥多摩警察署の署長として出演させていただきます。「私が署長で大丈夫?」と思いながらもやらせていただいています(笑)。

阿部)前回のスペシャルで黒木さんに出演していただき、その結果がよければ連ドラ化するという状況でした。それで、「ぜひお力添えをして下さい」と黒木さんに参加していただきました。まだ連続ドラマで明かされていない秘密などもあります。

黒木)もしかして、寺島さんの奥さん役で奥多摩に行くのかなとか、いろいろなことを考えましたが、まさか署長さんをやるとは思いませんでした。
いちばんプロデューサーの方が気にされる数字、視聴率もとても良くてよかったです。やはり気にされますか?

阿部)もちろんです。このドラマは東京では金曜放送で、土日を挟んで月曜朝に数字が出ます。製作会社のプロデューサーの元村さんと祝杯を挙げましたが、「実は、日曜日眠れなかったです」と言っていました。僕もです(笑)。


阿部真士(あべ・まさし)/ ドラマプロデューサー

■東京都出身。東京理科大在学中から専門学校で映像制作を学ぶ。
■制作会社を経て、2007年、テレビ東京に入社。制作局ドラマ制作部所属。
ドラマ「モテキ」「みんな!エスパーだよ!」「東京センチメンタル」
「オー・マイ・ジャンプ!」「三匹のおっさん」「パンセ」「娘の結婚」などを担当。
■今年10月からはテレビ東京・金曜8時のドラマ「駐在刑事」がスタート。
地上波連ドラ初主演の寺島進さんが座長を務める。

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